故ザ・ノトーリアスB.I.G.の音声と写真で綴る短編作品が公開

ザ・ノトーリアスB.I.G.のデビューアルバム『レディ・トゥ・ダイ』は25周年を迎えた

Amazon Musicが故ザ・ノトーリアスB.I.G.の音声と写真をフィーチャーした短編作品「The Birth of Biggie: 25 Years of Ready to Die」を公開した。

ザ・ノトーリアスB.I.G.のデビューアルバム『レディ・トゥ・ダイ』の25周年記念に合わせて、Amazon Musicが短編ドキュメンタリーの新作を公開した。ラップのランドマーク的なこのアルバムは1994年9月13日にリリースされた。

約9分間のドキュメンタリー作品『The Birth of Biggie: 25 years of Ready to Die(原題)』(訳註:ビギーの誕生〜レディ・トゥ・ダイの25年)は、ザ・ノトーリアスB.I.G.と活動を共にしていた関係者のインタビューと、残された彼自身の音声で構成されている。登場するのは、伝記作家チェオ・ホダリ・コーカー、アルバム・プロデューサーのイージー・モー・ビーとDJミスター・シー、アリスタ/バッド・ボーイの元プロモーション部門上席副社長ロブ・ストーン。さらにビギーの音声と写真も映し出される。

この動画で、DJミスター・シーは、最初に会ったときのビギーはとてもシャイだったが、マイクを持った瞬間に別人になったと言っている。「彼がラップを始めると別人格が現れたような感じだった」と。

また、コーキーが録音したアーカイヴ音源によって、アルバム『レディ・トゥ・ダイ』の背景にあったビギー・スモールズの原動力が描き出される。「俺はこのレコードをニューヨークのために作ったけど、世界中の人に聞いてほしい」とビギーが言う。そして、「俺は一人の黒人としてみんなの前に登場して、表現して、お辞儀する。『みんな、ありがとう』ってね。俺をこんなに長く生きさせてくれたみんなに感謝するよ。そんなみんなを愛している」と続けた。


Translated by Miki Nakayama

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