レッチリ、故リック・オケイセックを偲び「Just What I Needed」を披露

シンガポールで行われたライブでリック・オケイセックを追悼

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは、シンガポールで行われたライブで、先日亡くなったザ・カーズのフロントマンであるリック・オケイセックを偲び「Just What I Needed」を披露した。

先週末、シンガポールで行われたライブでレッチリがしびれるような「Just What I Needed」のカバーを披露。75歳で突然この世を去った、ザ・カーズのフロントマン、リック・オケイセックに敬意を表した。

下記の動画では、上半身裸のアンソニー・キーディスとフリーがニュー・ウェーヴの代表作をリード。フリーがベースでリズムを刻む一方、キーディスはみごとな歌声をさらなる高みへと昇華させた。「リック・オケイセックが大好きだった」と訃報を聞いたフリーは、Instagramにコメントを投稿した。「なんて面白くて、賢くて、優しくて、楽しくて、最高の音楽をつくる男だったんだ。ティーンエイジャーの頃、俺はカーズのアルバムが大好きだった。エリオット・イーストンのギターソロはしびれるし、完璧なポップソングだった。最高のキャンディーさ」。

レッチリに限らず、数多くのバンドがその死から1週間と経たないうちに、オケイセックに敬意を表した。ブリンク 182のマーク・ホッパスもレッチリと同じ「Just What I Needed」をカバーし、ウィーザー、ザ・キラーズのブランドン・フラワーズ、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンらは心温まるコメントを捧げた。

レッチリは、9月29日に米カリフォルニア州デイナポイントで開催されるOhana Festivalに参加する予定だ。『ザ・ゲッタウェイ』以来となる12枚目のスタジオ・アルバム制作は、カリフォルニア州の山火事によって2019年の初めにバンドが作曲用に使っていた家が焼失して以来、中断されている。

Translated by Shoko Natori

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