ポール・マッカートニー、映画『イエスタデイ』を鑑賞「いい作品だったよ!」

ポール・マッカートニーが映画『イエスタデイ』をお忍びで鑑賞。(Photo by Peter Troest/Gonzales Photo/ Avalon/ Universal Images Group via Getty Images)

主人公以外、誰もザ・ビートルズを知らないという設定の映画『イエスタデイ』を、ポール・マッカートニーが妻ナンシーと鑑賞。「変装して一般の人達と劇場で観た」という彼の感想は?

アカデミー賞監督ダニー・ボイルと、アカデミー賞ノミネート脚本家リチャード・カーティスが贈る『イエスタデイ』では、ビートルズがいなくなった世界を舞台に、彼らの楽曲でストーリーが進行していく。そのため、権利元はもちろんのこと、ポール・マッカートニーとリンゴ・スター、そしてジョン・レノンとジョージ・ハリスンの関係者の承認が得られなければ、本作を製作することはできなかった。

ビートルズの大ファンであるリチャード・カーティスと製作会社ワーキング・タイトルは、早い段階から交渉に取り掛かったそう。一方、ダニー・ボイル監督は「この企画に参加する前、私が映画でしようとしていることをポールとリンゴ、オリヴィア・ハリソンとオノ・ヨーコへ手紙を書いた」と4通の手紙を書いたと明かしている。「誰かしらは怒ったりするだろうと懸念していたんだけど、リンゴとオリヴィアからとてもラブリーな返事をもらった。詳細は言えないが、とても私にとって特別なものになったよ。」と無事承諾を得て、製作へと進めることができた。

そして先日、元ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーが妻ナンシーと、劇場で『イエスタデイ』を鑑賞したそう。「僕にとっては好都合のストーリーだよ。僕たちは後列に座っていたんだけど、観客の1人が“これはポールによる偉大な曲だ”と言っていてちょっと恥ずかしかったな(笑)。観客と一緒に観れてよかった。いい作品だったよ」とアメリカの番組でコメントしている。

ビートルズの楽曲をストーリーへ組み込むことに成功した本作は、ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズらフレッシュで個性的なキャストに加え、エド・シーランの出演も大きな話題を呼んでいる。映画『イエスタデイ』は10月11日(金)より全国ロードショー。





<映画情報>

映画『イエスタデイ』ポスター

『イエスタデイ』 
2019年10月11日(金)全国ロードショー
監督:ダニー・ボイル
脚本:リチャード・カーティス
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、マット・ウィルキンソン、バーニー・ベルロー、リチャード・カーティス、ダニー・ボイル
製作総指揮:ニック・エンジェル、リー・ブレイザー
出演:ヒメーシュ・パテル(「イーストエンダーズ」)、リリー・ジェームズ(『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』)、ケイト・マッキノン(『ゴーストバスターズ』)、エド・シーラン(本人役)
配給宣伝:東宝東和 ©Universal Pictures
公式サイト:https://yesterdaymovie.jp/

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