Taku Takahashiが教える、2010年代を代表するメガ・コンテンツ『ゲーム・オブ・スローンズ』の攻略方法

キャラの名前とか覚えることより、どの家族を覚えるか?だけで良いかもしれない

・登場人物がめちゃくちゃ多い

エミー賞というテレビドラマのグラミー賞のような大きなイベントがある。『ゲーム・オブ・スローンズ』はエミー賞常連作品。実際、一番名誉のある、最優秀賞を3回連続で獲っている。にも関わらず、実は主演俳優賞を取った人がいない。いや、そもそも今のところノミネートもされていない。何故か? それは誰が主人公かわからないくらい登場人物が多いからだ。エキストラ抜きでも560人以上いるらしい。まあ小さい役も入れての数ではあるんだけど。登場人物の数の多さは、第一話からフルスロットル。第一話だけでも、スターク家、バラシオン家、ラニスター家、隣の大陸にいるターガリエン家まで。出てくるキャラクター全員を真面目に覚えようとすると、自信喪失しちゃうと思う。僕も最初、チンプンカンプンだった。

最初から全員覚えられる人なんてほとんどいないし、そのように観なくてぜんぜんオッケー。これは作品全体に言えることで、そのエピソードの主要なキャラさえわかっていれば楽しめる。しかもキャラの名前とか覚えることより、どの家族を覚えるか? ってのだけで良いかもしれない。なので、第一シーズンで知っておけばいい相関図を作ってみた。

北の家族(スターク家)
父ちゃんスターク(ネッド):誠実。クソ真面目。家族とユルフワライフを望んでる。
母ちゃんスターク(キャトリン):家族想い、ナイスな母ちゃん。
スタークの子供達:この子達が主人公的になってくるんで、大事なキャラだが、第一話では気にしなくて良し。

感じ悪い家族(ラニスター家)
ビッチ(サーセイ):大陸で一番偉い人(ロバート王)の嫁。キレイだけど腹黒No.1。
感じ悪男(ジェイミー):戦士として優れ、イケメン。でも感じが悪い。双子の姉のサーセイの浮気相手。はい、血が繋がってますが愛人です。
小鬼(ティリオン):サーセイとジェイミーの弟。小人でいじめられっ子。何をしても親に認められないため、やさグレてる。

王家(バラシオン家)
一番偉い人(ロバート王):最近モチベーション低め。戦士として強かったがあまり頭が良くない。北の家族の父ちゃんスタークと親友。

王位奪還を狙う家族(ターガリエン家)
か弱い女の子(デナーリス):元々王族だったのに流刑された人。物語自体は彼女のサクセスストーリー。男尊女卑の世界でここからどんどん登りつめていく。

これがわかれば、わりと簡単に入り込める。他にもたくさんユニークなキャラクターがいるが、気にせずサラッと観て全然オッケー。何故ならハマったあと、何周も観たくなっていくからだ。そこでまた新しい発見があって、無限ループに入っていくだろう。

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