ー皆さんはグラミー賞授賞式でプレゼンターをつとめた最初のKポップグループで、しかも『Love Yourself 轉: Tear』は最優秀レコーディング・パッケージ部門にノミネートされました。2020年のグラミー賞ではどんな「初モノ」を狙っていますか?
RM:今年は初めてのことがたくさんあった。1年間で3枚のアルバムがNo.1になったのはビートルズ以来初めてだったし、『SNL』で音楽ゲストとして初めて出演した。2020年グラミー賞では、初のパフォーマンスかな。だってほら、夢を見るのは自由だろ……。そのことを考えると本当にワクワクするんだ。とにかく、僕らは僕らのまま、音楽とパフォーマンスを一生懸命やるだけさ。
ー今影響を受けているアーティストは誰ですか?
RM:OK、一人ずつ答えていこうか……。
JIN:ホールジー。
JUNG KOOK:ビリー・アイリッシュ。
JIMIN:LabrinthとGavin James。
SUGA:リル・ウージー・ヴァート。
J-HOPE:僕はチャンス・ザ・ラッパーが好きだ。
V:Conan Gray。
RM:ナズとリル・ナズ・X。
ーナズ“と”リル・ナズですか?
RM:そうだよ。
ーJINはホールジーの名前を挙げましたね。「Boy With Luv」での彼女と共演はどんな感じでしたか?
RM:彼女がチェインスモーカーズと「クローザー」をやったころから、ホールジーの大ファンなんだ。彼女はミュージックビデオで正式な振り付けをつけるのは今回が初めてだったらしいよ。でも彼女は本当に一生懸命練習してくれたので、僕らも感謝している。それに、タイム誌の「もっとも影響力のある100人」で僕らの紹介文を書いてくれたのは彼女なんだ。友人があんな風に言ってくれるなんて、すごく感激したし、胸を打たれた。大好きだよ、ホールジー。
ーメンバーの何人かが韓国の兵役義務を果たさなくてはならなくなった場合、ツアーはどうする予定ですか?
JIN:兵役義務に関しては、まだ何もはっきり決めてないんだ。でも一番大事なことは、兵役は僕たちの義務で、徴兵されたらできる限り果たすつもりだということ。その日が来るまでは一生懸命、力の限りパフォーマンスするだけさ。
ー現在、新作の製作中ですよね? ニューアルバムはどんな内容になるんでしょう?
RM:そうなんだ。次のアルバムづくりの真っ最中なんだ。でもツアーも平行してやってて、世界中のファンにできるだけ会いに行こうと思っている。本当盛りだくさんだね。
ー2019年のグラミー賞の時、いつかコラボレーションしたいアーティストとしてH.E.R.とトラヴィス・スコット、レディ・ガガの名前を挙げていましたね。他に追加したい人はいますか?
J-HOPE:ドレイクかな。
RM:うん、そうだね。一緒にコラボレーションしたいアーティストは山のようにいるね。リル・ナズ・Xもその1人だったけど、実現できた。J-HOPEはドレイクって言ったけど、ドレイクは、そうだな、最終目標だろうね。グラミー賞でも彼と会ったんだよ。だからドレイク、もし時間があったら僕らのレーベルに電話をかけて!