Spotifyスタッフはどんなことを考えている? a flood of circle佐々木が対話してきた

左から、Spotifyの芦澤紀子、a flood of circle・佐々木亮介



佐々木:そもそもの質問ですけど、Spotifyってそもそもレーベルを持っていない人でも曲をアップすることはできるんですか?

芦澤:できます。レーベルの契約がないアーティストでも、自分の音楽をTuneCoreさんのようなアグリゲーター経由で配信することはできます。アグリゲーターはデジタル音楽コンテンツの配信代理業者みたいなものです。TuneCoreから音楽を発信しているインディ・アーティストは大変増えていて、そのシェアも上がっています。

佐々木:そうだったんだ。

芦澤:また、Spotifyには「サブミッション」という機能があります。「Spotify for Artists」というツールから、自分の新曲をSpotifyのエディターに対して提案することができるんです。英語でしなければいけないんですが、ジャンル、使っている楽器、ムードなどを選びそして最後にフリーテキストも書けるようになっています。このツールを使って曲を提出すると、全世界のエディターが見ているダッシュボードに反映されます。

佐々木:みんなちゃんと見ているんだ。

芦澤:見てます。こうしたプロセスを経て、あるエディターの目に留まり、いきなり世界の人気プレイリストに入ることも可能性としてあります。最近あった例で言うと、アグリゲーターを経由して作品を発表しているアーティストが、自身の曲を提出したところ日本の人気チル系プレイリストに入り、そこからどんどん曲が聴かれ始め、バイラルチャートも駆け上がっていったという事例があります。契約したレーベルからの配信でなくても、予想しなかった形で注目されることもありえるということですね。

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