クイーン、120カ国のファンと共に作った感動的な「ボヘミアン・ラプソディ」MVを公開

クイーン「ボヘミアン・ラプソディ」、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」、「カインド・オブ・マジック」の新作MVを公開した

クイーンは120カ国の1万人のファンに「ボヘミアン・ラプソディ」、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」、「カインド・オブ・マジック」の新作MV制作への参加を呼びかけ、ユニークで感動的なMVを作り上げた。

「ボヘミアン・ラプソディ」のオリジナルMVが1990年代以前に発表されたMVとして初めてYouTubeで10億という再生回数を記録したのを祝し、クイーン、YouTube Music、ユニバーサル ミュージック、ハリウッド・レコードはクイーンファンと共同のMV制作プロジェクトを実施した。

制作にあたり、各MVには異なるお題が出されていた。たとえば、「ボヘミアン・ラプソディ」はファンが思い思いの方法でこの曲を歌ったり演奏したりする映像で構成されている一方、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」の場合はダンス、「カインド・オブ・マジック」ではビジュアルアートとアニメーションがテーマになっている。

どのMVからもバンドへの愛着が感じられる。「ボヘミアン・ラプソディ」のMVは特にそうだ。ドラム、ギター、ピアノ、ベース、水を入れたワイングラス、ハープ、ファゴット、木琴など、曲に合わせてミュージシャンたちがありとあらゆる楽器を演奏しているこれらの多彩な映像は、年末のポップミュージックのマッシュアップでお馴染みのDJ Earwormによってひとつの作品として見事にまとめられた。

「ドント・ストップ・ミー・ナウ」のMVでは、クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』の振り付けを手がけたムーブメント・コーチのポリー・ベネットによるユニークなダンスを世界中のファンが披露している。絵画、デジタルアニメーション、グラフィックアート、砂や花によるアートなどを用いた「カインド・オブ・マジック」のMVでは、クイーンファンの芸術家としての手腕が余すところなく発揮されている。

新作MVについてクイーンのギタリスト、ブライアン・メイは「私たちの作品が世界中の人の独自のパフォーマンスやビジュアルアートのインスピレーション源になったと実感できた。アーティストにとってこれ以上の興奮と喜びはない。それに、ファンのみんなの洞察力には感服した。参加したみんなに心から感謝するよ」とコメントを発表した。







Translated by Shoko Natori

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