米現地時間10月30日にデトロイトにあるシノラホテルのバーディー・コンサバトリーで行われた「パーキンソン病のためのカーク・ギブソン基金」のイベントで、特別ゲストのジャック・ホワイト、アリス・クーパー、カーク・ギブソンがホストを務めた。ハロウィン前夜ということもあり、参加者はさまざまなコスチュームに身を包んで来場し(カーク・ギブソンはアンディ・ウォーホルに変装)、多数のサイレント・オークションのアイテムへの入札を行った。このオークションでの収益はすべて「パーキンソン病のためのカーク・ギブソン基金」に寄付される。出品されたアイテムには、会場に到着したジャック・ホワイトがその場でサインしたサード・マン・レコーズの限定版ランウェル・ターンテーブル、この夜にアリス・クーパーとカーク・ギブソンを相手に卓球する権利、ホスト3人と写真を撮る権利などがあり、この夜限りの品々やユニークな体験ばかりだった。
(注:サイレント・オークションとは、寄付などの品が集められた展示会場で参加者が入札用紙に購入希望金額を書いて入札し、最高額をつけた人が落札する方式)
このイベントの目玉は、WDETラジオのアン・デリシとホスト3人が小さなステージで行った率直なパネル・ディスカッションで、野球、音楽、デトロイトについての会話が交わされた。パネル・ディスカッション後、ジャック・ホワイトはそのままステージに残り、ホワイト・ストライプスの「ウィ・アー・ゴーイング・トゥ・ビー・フレンズ」と「ホテル・ヨーバ」のアコースティック・バージョンを披露した。
オークションの落札者が発表されたあと、早速、落札者とデトロイトの伝説たちの卓球ゲームが開始された。
アリス・クーパーPHOTO : ROMEO OKWARA FOR ROLLING STONEジャック・ホワイトPHOTO : ROMEO OKWARA FOR ROLLING STONE