BEYOOOOONDSの多面性はどこから来るのか?「強すぎる個性があるから生まれた曲がたくさんある」

3人が考えるBEYOOOOONDSらしい曲とは?

―(笑)それでは、BEYOOOOONDS初のフルアルバム『BEYOOOOOND1St』について伺いたいと思います。これは本当に素晴らしい作品ですね。今年聴いたなかで一番好きなアルバムかもしれないです。

3人:ええ~、ありがとうございます!

一岡:このアルバムはBEYOOOOONDSの個性がふんだんに盛り込まれているし、曲数も多いように見えますけど、BEYOOOOONDSの個性を表現するにはまだまだ足りないなって思います。

―17曲72分も入ってるのに!

一岡:あと、今回は個性が違う曲が揃っていて、例えば、初のバラード(「伸びしろ~Beyond the World~」)に挑戦していたり、BEYOOOOONDSらしい「きのこたけのこ大戦記」みたいな曲もあって、ひとつに絞れないぐらい全部の曲が好きなんですけど、平井美葉ちゃん、小林萌花ちゃん、里吉うたのちゃんの3人の楽曲が入っているのも私的には胸アツだなって思います。


Photo by Yoko Yamashita

―では、みなさんが思う、今一番BEYOOOOONDSらしい曲ってどれだと思いますか。

3人:う~ん……。

小林:迷う……!

一岡:やっぱり、BEYOOOOONDSにしか歌えないなって思うのは「きのこたけのこ大戦記」ですね。1曲のなかに大きな流れがあって、最後は大合唱で終わるっていう。なんかもう、この曲は耳で聴くだけでは伝わらない部分が多いと思うので、早く振付がついたものを見ていただきたいなって思います。

―一岡さんの意見に異論はないですか。

小林:私も「きのこたけのこ大戦記」かなって思います。私の予想だと、振付はCHICA#TETSUと雨ノ森川海がきのこ派とたけのこ派に分かれて、(オーディション組の)私たち3人は傍観者みたいな立場になると思うんですよ。そうすることでBEYOOOOONDSの3本柱みたいなものが見えてくると思うし、おそらく平井美葉ちゃんと里吉うたのちゃんが踊る場面もあると思うんです。あと、私はこの曲でピアノのレコーディングをさせていただいてるのでピアノを弾く場面もきっとあると思うし、この曲はBEYOOOOONDSの多面性が一番盛り込まれていると思います。

―夢羽さんもやっぱり「きのこたけのこ大戦記」ですか。

山﨑 別に2人に反対するわけではないんですけど(笑)、私が一番BEYOOOOONDSっぽいなって思うのは「元年バンジージャンプ」です。私たちは令和元年にメジャーデビューさせていただいたこともあって、「元年」とか、「ビヨンビヨーン」という言葉が歌詞に入っていますし、BEYOOOOONDSがこれまでに一番歌ってきている「眼鏡の男の子」に関連するセリフも入っていたりして、BEYOOOOONDSがいっぱい入った楽曲だと思います。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE