ー2つ目のテーマなんですけど、ファッションと髪型についてですね。
まさしくチェッカーズヘアですよね。ちょっと後ろを刈り上げて頭を立てるっていう。イメージ的には、やっぱり『もっと!チェッカーズ』ですよね。あの太さのパンツ、今もありますよね。テレビ東京で志賀ちゃん(志賀正浩)時代の『おはスタ』を見ながら朝飯を食って学校に行くんですけど、番組終わりの5分ぐらいの枠で、その時の新人アイドルのPVみたいな映像が流れるんですよ。そこでチェッカーズが出たのを未だに覚えていて。うちの兄貴の方がチェッカーズより先にああいう髪型していたんですよ。だから、なんだこのうちの兄貴みたいな髪型してる人たちはと思って。スタジャンも、すげぇ流行ったな。45.r.p.mっていうブランドが確かあって、それを買ったのかな。あと、なんかわかんないけど当時迷彩のパンツをよく履いていましたね。ミリタリールックなんて言葉がないので、軍パンって言ってました。原宿に昔駅前にテント村ってあってそういうとこで買い物してましたね。パンクなイメージもあったし、やっぱりポール・シムノンとかミック・ジョーンズのイメージかな。
ー次はヒット商品についてです。この年に初めてソニーがディスクマンというCDプレーヤーを出したり、野村トーイっていう玩具メーカーがチクタクバンバンっていう…。
動く時計が進むための道を作っていくゲームですよね。この時代はコンピュータゲームが出てくるのに、当時珍しくアナログでしたよね。ディスクマンに関しては、「CDって音軽いよね、やっぱA面 B 面だよねって通ぶって言ってました(笑)。それこそ地元の祐天寺にYOU & Iってレンタルレコード屋があったから、そこに通っていました。CDが普及したのって88年ぐらいからで、CDプレーヤーが出てからもずっとレコード買ってました。CDはなかなか手を出さなかったです。
ーお菓子では、カラムーチョが出たり、コアラのマーチとかが発売された年でもあります。
「ポテトが辛くてなぜおいしい!」ですよね。学校でカラムーチョ早食い選手権みたいなことをやっていたんですけど、細くて鋭利な早食いだから口の中が痛い。そういう下らない遊びをしていました(笑)。お菓子でも何でも日々味ってアップデートしてるじゃないですか。あと、やっぱり量が違うよね。昔やっぱ何でもでかかったですもん。コーラとかがデブ瓶って350mlの瓶だったんですよ。チェリーコークが最高だったな。