Licaxxxと桂葵から見た、渋谷のナイトカルチャーと未来

左から桂葵、Licaxxx、MC MAMUSHI(Courtesy of  WHITE NIGHT WEEK )

渋谷のエンターテインメントに関わる著名人&有識者が集まり、渋谷のナイトタイムエコノミーについて考える「WHITE NIGHTWEEK SHIBUYA」が、11月5日(火)~7日(木)にわたり、東京・TSUTAYA O-EAST 5F特設会場にて開催された。

本記事では、DAY1に「東京・渋谷の夜を遊び続ける」というテーマで開催されたトークセッションをレポートする。登壇者は、DJのLicaxxx、3x3日本代表候補の桂葵、そしてモデレーターはMC MAMUSHIが担当した。

MC MAMUSHI:「女性から見た、わたしたちのナイトカルチャーと未来」について話していければと思います。女性の話なのに、僕からしゃべり始めて恐縮ですがMC MAMUSHIと申します。よろしくお願いします! そして、主役のお2人を簡単に僕の方からプロフィールを紹介しますね。桂葵は、1992年生まれのアスリートです。バスケットボールプレーヤーとして学生時代、日本代表としても活動して、アジア2位、世界7位を獲りまして、インカレでは優勝してMVPも獲得しています。そこから大体の人はプロに行くんですけれど、桂葵はプロに行かずに就職して総合商社に入社します。それから、2020年東京五輪で3人制のバスケットボールが正式種目に決まったんですけれど、それを機に3年のブランクを挟み復帰しまして3x3日本代表候補に選出されて、今も活躍しているという彼女です。

桂葵(以下、桂):良いところばっかり紹介していただいて(笑)。ありがとうございます。よろしくお願います!

MC MAMUSHI:そしてLicaxxxさんです。僕から言うのも野暮なんですけれど、一応紹介しますね。東京を拠点に活動するDJ/ビートメイカーのLicaxxxさんです。2016年に出演したBOILER ROOM TOKYOのYouTube再生回数が約50万回再生を記録していて、現在も伸び続けています。ビッグフェスやクラブに出演する他、世界中のDJとの交流の場を目指しているビデオストリームラジオ「Tokyo Community Radio」の主宰でもあると。

Licaxxx:仰々しい感じですけれど(笑)。よろしくお願います。

MC MAMUSHI:最初は渋谷の街の印象っていうところからイントロとして入っていければと思います。

Licaxxx:「あー渋谷ね、チャラい人多いよね」みたいな印象がごく一般的なイメージかと思うんですけれども。私としては、一番遊びにいっているクラブが集結していて。一口にクラブと言っても、色々な種類がありまして、みんなが知っている曲が流れていていわゆる大学デビューした方がいくような箱もあれば、みんなが全然知らないような音楽を好んでやっているようなところもあって、本当に様々な種類のクラブがひしめき合っていて、私としては渋谷は完全に遊ぶ場所です。レコードショップも多いので、世界中からレコードが集まってきている街でもありますよね。

MC MAMUSHI:普段もLicaxxxさんは渋谷にいることが多いの?

Licaxxx:多いですね。私の場合は、街に繰り出すってなるとレコ屋にいくかクラブに行くかがほとんどになってしまうので、ほぼ渋谷にいますね(笑)。

MC MAMUSHI:仕事でも渋谷にいるからね。最近はレコードもよく買われていると。

Licaxxx:そうなんですよ。始めたての時はCDJがクラブの標準になっていった時代だったので、データをCDに焼いて持っていっていたんですけれど、ここ5年は、レコードでしか出ていない音源が欲しいっていう欲がだんだんと激しくなっていってですね(笑)。

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