BAND-MAID最新作、我流のハードロックで体現する日本文化とは?

─BAND-MAIDが、作曲する上で大事にしていることは何でしょう?

小鳩:一般的に言うハードロックではなくて、BAND-MAIDなりのハードロックを大事にしていこうというのは常にありますっぽ。

SAIKI:お給仕主体で考えていて。例えば、お給仕で感じたことを曲に表したりとか、3セクション目のこのへんに入る曲ほしいみたいなことをリクエストしたり(笑)。

小鳩:このあたりで、ご主人様たちが疲れちゃうから、1曲ミドルなやつがほしいとかね。

─お給仕と楽曲制作は連動しているんですね。

小鳩:そうですっぽ。基本的にそれは変わらないスタンスでありますっぽ。

─今回のアルバムは、15曲が収録と曲数が多いですよね。

小鳩:今までは、アルバムを作ることが決まってから、それに合わせて制作をして曲を集めていく感じだったんですけど、今回の『CONQUEROR』は、コンスタントに録り溜めていた曲だったり、お給仕のために作った曲だったり、さっき言ったライブを観に行って影響を受けて作った曲だったりを詰め込んだというのが正しい言い方かなと思いますっぽ。なので、アルバムのために作った曲たちというより、結果、アルバムの曲たちになったみたいな意味合いがとても強い作品になったなと思いますっぽ。

─曲順を決めるのは大変じゃなかったですか?

小鳩:大変で難しかったんですけど、あえての1曲目に今までのBAND-MAIDのカラーになかったような「PAGE」を持ってきて、BAND-MAIDの新しい未来を感じてほしいなと思って。この1枚を通して映画を観ているぐらいの満足度を感じてもらえるストーリー性があればという思いで曲順は考えましたっぽ。

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