sumikaが選んだ2019年の年間ベスト

sumika

様々なアーティストに「2019年の年間ベスト」を答えてもらうRolling Stone Japanの特別企画。今回は2019年3月21日開催の「ツタロックフェス2020」の出演者達にフォーカスを当て、sumikaのメンバー4人によるセレクトをコメント付きで紹介。


片岡健太(Vo,Gt)

◎2019年のお気に入りアルバム

クルアンビン『全てが君に微笑む』

「ゆっくりアジア旅行に行きたいなあ」と思いつつ、2019年もバタバタしていて旅行には行けなかったので、このアルバムを聴きながらのんびりお風呂に入って、風呂上がりにタイビールを飲む。というのが2019年の癒しタイムでした。



◎2019年のお気に入りソング

ブラストラックス「Everything I Got feat. Anthony Flammia」

掛け算として素晴らしいと思います。コライトやフィーチャリングが日常的になって、分母が増えたからこそ、その質や純度が大切だなと思いながら音楽を聴く事が多かった気がします。



◎2019年を振り返って/2020年の展望

2019年は一度も風邪を引かなかったので、365日音楽を楽しめました。
「元気があれば何でもできる!」という名言がありますが、反対に「元気がないと何にもできない!」と、ちょっと体調悪いだけで何もやる気が起きなくなってしまうので、そういう時間がなるべく生まれないように、2020年も手洗いうがいをして、妄想想像即行動できる一年にしたいと思います。


荒井智之(Dr,Cho)

◎2019年のお気に入りアルバム

オーニソロジー『101』

2018年12月リリースの作品ですが、年末の慌ただしさに飲み込まれCDを購入できたのは2019年になってからでした。菊地成孔さんプロデュースということでとても楽しみにしていたのですが、期待以上の素晴らしい作品です。少し物憂げでスモーキーな歌声、癖になるメロディーとコード、心地よい緊張と緩和をもって絡む凄腕リズムセクション、魅力的なfeaturing、アルバムを通して楽しめます。



◎2019年のお気に入りソング

aiko「愛した日」

2019年3月にリリースされた、我らがaikoしゃま初の配信リリース作品。どれだけ名曲が出てくるんだろうと、心底感激します。個人的に配信された音楽を聴くということに慣れていなかったので、携帯のミュージックにはこの曲だけしか入っておらず、Bluetoothでスピーカーに繋ぐたびに必ずこの曲が自動で流れるという生活がしばらく続きました。

◎2019年を振り返って/2020年の展望

2019年は例年以上に時間が早く流れて本当にあっという間だった気がします。それだけ充実していたと思うし、得たものも沢山ありました。2020年はそのスピード感は大事にしつつ新たに得たものをしっかりと自分達の養分として、改めて自分達が表現したいもの、届けたいことをしっかりと確認していける年にしたいなと思っています。

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