トム・ミッシュが最新アルバムを4月リリース、UK天才ジャズ・ドラマーとコラボ

左からユセフ・デイズ、トム・ミッシュ(Photo by Adama Jalloh)

南ロンドン出身のマルチプレイヤー/プロデューサーのトム・ミッシュが、ニューアルバムとしてジャズ・ドラマーのユセフ・デイズとのコラボ作『What Kinda Music』を4月24日に世界同時リリースすることを発表した。

トム・ミッシュはジャズ、ソウル、ヒップホップ、ディスコ等のジャンルを融合し、デ・ラ・ソウル、FKJ、マイケル・キワヌーカの他、星野源ともコラボしている。2018に発表したデビュー・アルバム『ジオグラフィー』で、ここ日本でも大ブレイクを果たし、2019年のGREENROOM FESTIVALではトリを務め、親日家のトムは、自身にとっても初のテレビ出演をここ日本で果たした程である。2020年に入ってトム・ミッシュは、コモンの「My Fancy Free Future Love」のリミックスを手掛けるなど勢力的に活動している。

ユセフはUKジャズの人気ユニット、ユセフ・カマールの一員。トムとユセフは同じ南東ロンドン出身であり、トムが初めてユセフを見かけたのは、実はトムがまだ9歳の頃、学校のタレントショーでユセフがドラムをプレイしていた時だった。そして2018年の夏、トムの『ジオグラフィー』のパーティーで再び出会い、クリエイティブな化学反応が起こり、このコラボ作へとつながったという。
 
「ユセフはどちらかと言うとエクスペリメンタル(実験的)なバックグラウンドを持っていて、ルースでクレイジーなアイディアの持ち主なんだ。そこに僕のキャッチーなメロディーのソングライティングテクニックを加えて、ユセフのアイディアをより普遍的に出来たと思う」と、トムは語り、ユセフは「俺達の両親は、これまで会ったことがなかったのに、今では俺達以上に会う程仲が良いんだ!この作品を通じて、同様な影響が世界の人々にもあって欲しいと願っているよ……特に、分裂しがちな現代だからこそね。2人の全く異なる音楽背景を持つミュージシャンによるコラボ作で、それを聴き取って欲しい」とコメントしている。

同郷ながらも、異なる音楽的背景を持つ天才2人の傑作は名門ジャズレーベルのブルーノートからリリースされる。アルバムの情報と共に、タイトル・トラックのシングル「What Kinda Music」も解禁され、同曲のミュージックビデオも解禁されている。監督はXXが務めている。






トム・ミッシュ&ユセフ・デイズ
『What Kinda Music』
2020年4月24日リリース
国内盤ボーナス・トラック4曲収録

シングル試聴/購入リンク
https://whatkindamusic.lnk.to/singleSo

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