ボン・イヴェール、アメリカ大統領選に出馬する民主党候補をライブでサポート

ボン・イヴェール(Photo by The Washington Post via Getty Im)

ボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンが、大統領選に出馬する民主党候補をサポートするライブを10月にウィスコンシンにて3公演行なうと発表した。

ボン・イヴェールのヴォーカル、ジャスティン・ヴァーノンがアイオワにて行なわれたバーニー・サンダース上院議員によるイベントでボブ・ディラン&レノン・ラッセルをカヴァーしてから3週間と経たずして、ウィスコンシンでの3公演を発表した。「これら3つのショーのチケットの先行販売に応募するには投票を誓うことが条件」としている。

10月5日にラ・クロス・センターで、7日にワウサウ・グランド・シアターで、8日にエペルトンズ・フォックス・シティーズPACで行なわれる予定のコンサートは、大統領選のおよそ1ヵ月前にあたる。ヴァ―ノンは「市民の雇用を増やすために2020年の大統領選において民主党候補を音楽とポップ・カルチャーを通してサポートする」団体46 for 46に協力している。

ヴァ―ノンが公演の告知でも書いているように、2016年に当選したトランプ大統領は1984年のロナルド・レーガン大統領以来初のウィスコンシンでの投票を制した共和党員である。

ボン・イヴェールは46 for 46に協力し、故郷の州で「決起コンサート」を開催する初のアーティストではない。ナサニエル・レイトリフ(コロラド)、リッシー(アイオ)、パティ・グリフィン(メイン)、ハウンドマウス(インディアナ)、ダッシュボード・コンフェッショナル(フロリダ)、シルヴァン・エッソ(ノース・キャロライナ)、タコキャット(ワシントン)そしてチャ・ワ(ルイジアナ)らが年間を通して参加している。

マネージャーのクリストファー・ムーンとカイル・フレネット――後者はウィスコンシンの第7地区の議員選に出馬する2018年までボン・イヴェールのマネージャーをしていた―― は2019年に「2020年の大統領選に至る過程で最もやっかいになるだろう州」において46 for 46プロジェクトを思いついた、と昨年ビルボードに話している。

「僕は(オバマに)投票たし、彼は当選したし、とても良いリーダーになるように見たし、総てが解決すると思った」とフレネットは語る。「でもそう思えたのは一瞬のことだった。一方で、州の営業利益は落ち込んだため、それらを正しい数値まで押し戻して政治的分割のアドヴァンテージを取る必要があった。」ヴァ―ノンは2018年の中間期に行なわれたウィスコンシンの民主党上院議員タミー・バルドウィンのための集会で主役を務めており、そのことがフレネットとムーンが46 for 46を組織する原動力となった。

ほとんどの公演は8月から10月に予定されていて、ビルボードによれば、団体はファンに「46の誓い」と呼ばれる行動を求めている。その内容は46ドルをキャンペーンか民主党に寄付するか、46時間のボランティアを行なうか、46人に民主党の候補について話すというものである。

Tlanslated by Sakuno Seike

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