オジー・オズボーンが病気のため、北米ツアーをキャンセル

オジー・オズボーン(Photo by Jordan Strauss/Invision/AP/Shutterstock)

オジー・オズボーンは複数の健康的問題の治療を受けるため、「ノー・モア・ツアーズ 2」北米ツアー全日程を中止した。

昨年の初め、オズボーンは転落事故のためツアーのかたわら手術を要された。そして今年の初めにはパーキンソン病を患っていることを公表した。

「みんなが気を長くしてくれていることにとても感謝している。最悪な年だったからね」とステートメントの中でオズボーンは語る。「不幸なことに、スイスでの治療は4月まで受けられないんだ。それに治療は6~8週間もかかる。ツアーを始めたくなかったから土壇場で中止することになった。ファンにとっては災難だけどね。今はチケットを払い戻してもらって、いつか北米ツアーをすることが決定した時には一番最初にチケットを買えるようにしようと思う」

手数料を含めた払い戻しは支払いの際に求めることが出来る。ツアーのチケットを買っていた客は新たに北米ツアーが組まれた際に優先的にチケットを手に入れられる。

長期ツアーの一部となる北米ツアーは5月27日のアトランタ公演から7月31日のラスベガス公演までを駆け抜ける予定だった。ヨーロッパツアーは当初の通りに10月23日のイギリスはニューキャッスル公演から決行される予定だ。

運の悪いことに中止された北米ツアーのタイミングは金曜日(2月21日)発売のニュー・アルバム『Ordinary Man』のプロモーションの真っ最中だった。発売日にはアモエバ・ハリウッドにてインストア・サイン会の開催され、前日にはタトゥー・ショップでオジー・モチーフのタトゥーを施術されている間にアルバムを聴けるイベントも行なわれる。

『Ordinary Man』ではエルトン・ジョン、ポスト・マローン、ガンズ・アンド・ローゼス、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、そしてレッド・ホット・チリ・ペッパーズのメンバーら並み居るスターたちとのコラボレーションが実現している。ポスト・マローンのプロデューサーであるアンドリュー・ワットはレコーディングのディレクションとギターを担当。オズボーンは先日行われたロサンジェルスのシリアスXMでのイベントでワットとアルバムを作ることは治療に繋がったと説明している。「もう死ぬんじゃないかと思っていたんだ。そこにアンドリューが光を照らしてくれた」と彼は語っている。

Tlanslated by Sakuno Seike

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