LOW IQ 01の青春時代「ちょっとだけ大人に近づいた1985年」

ーヒット曲だとチェッカーズ、中森明菜、小林明子、C-C-B、安全地帯とかが年間トップ10に入っていますね。チェッカーズってバンド編成で、歌番組とかチャートにアイドルみたいな感じで出てくるのがすごく新しいなと思いました。LOW IQ 01さんはチェッカーズの思い出とかあります?

うーん、チェッカーズのおかげでヤンキーとかいなくなったんじゃないかなとは思うんだよね。彼らも元々ヤンキーだったと思うけど、でもやっぱり世の中のそれまでパンチパーマだった人たちが、髪を立てるようになったのは彼らの功績だと思う。それこそちょうど1984年とかにMTVとかで海外のバンドを目の当たりにするようになって取り入れるようになって、横浜銀蝿よりもチェッカーズの時代が来たっていう感じだから。



ーチェッカーズが出てきた頃って僕の中では音楽とファッションが結びついていなかったんですけど、音楽もかっこいいし、衣装とかシンクロする一番メジャーなものの最初だったのかなって思うんです。

曲も歌謡曲からちょっと洋楽っぽいテイストも増えてきたのかなって思うけどね。

ーたぶんこのヒットチャートの裏側には作家さんがいて、海外の音楽が歌謡曲のフレーバーとして入ってきたっていうことだと思うんですよね。

都市伝説かもしれないけど、C-C-Bのドラムの人がThe Willardにいたって聞いたことある気がするんだよね。C-C-Bは髪の色とエレドラが凄かったよね、どちらかというと曲はファンクっぽかったし。カッティングとかリズムとかさ。

ー映画の方はどうですか?

『ゴーストバスターズ』とかはもちろんだけどさ、レイ・パーカー・ジュニアだよね。主題歌もヒット曲だったし。今聴いてもアレンジめちゃかっこいいよね、ちょっとオールドスクールな感じがしていいよね。HIPHOPのフレーズにいっぱい使われていますもんね。1985年ってそういう黒人音楽とか、古いファンクみたいなのがディスコソングみたいなのも入っていて、シンセサイザーものにHIPHOPの要素みたいなのもあると思いますね、サウンドの感じも。

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