トム・ハンクスと妻リタ・ウィルソンは、新型コロナウイルスの症状が出始めてから2週間たったいま、「良くなっている」とコメントを発表した。トム・ハンクスと妻のリタ・ウィルソンは新型コロナウイルスの症状が出始めてから2週間たったいま、「良くなっている」とTwitterに投稿。ハンクスはフォロワーたちにソーシャル・ディスタンシング(社会距離戦略)の実施を呼びかけ、「これもやがては過ぎ去る」と心強いコメントを寄せた。
「自主隔離というのは、次のように機能するんだ。誰にも(ウイルスを)うつさない——誰からももらわない」とハンクスは述べる。「これって常識だよね? 時間はかかるけれど、お互いを思いやり、可能な限り助け合い、いくつかの快適さを諦めれば……これもやがては過ぎ去るだろう。僕らは解決策を見つけられる」。
ハンクスとウィルソン夫妻は、新型コロナウイルス感染が確認された初の著名人である。米現地時間3月12日にハンクスは感染を公表。夫妻はオーストラリア滞在中に感染が発覚し、退院後は借りている住宅で自主的に隔離生活を送っていた。ハンクスは、バズ・ラーマン監督によるエルビス・プレスリーの伝記映画(タイトル未定)の撮影のためにオーストラリア入りしていたものの、診断結果が出てから撮影は中断状態だ。オーストラリア北東部クイーンズランド州の医療関係者は、夫妻がアメリカでウイルスに感染したものと考えている。
22日、リタ・ウィルソンは自身のInstagramアカウントにヒップホップトリオ、ノーティー・バイ・ネーチャーの「Hip Hop Hooray」に合わせてラップする動画を投稿。「クレイジーな隔離生活を継続中。証拠をご覧あれ」とコメントを添えた。