ジョージ・ハリスンの財団、コロナウイルス救済のため50万ドルを寄付

ジョージ・ハリスン(Photo by Michael Putland/Getty Images)

ジョージ・ハリスンの「マテリアル・ワールド財団」がコロナウイルス救済のために50万ドルを寄付した。この財団は、ハリスンが1973年にLP『Living in the Material World』をリリースした際に立ち上げられたもので、MusiCareのCOVID-19財団、Save the Children、国境なき医師団(Medecins Sans Frontieres)にそれぞれ寄付されるという。

さらに、同財団は「The Inner Light Challenge」をローンチ。下掲した新しいリリックビデオによって、世界中のユーザーとビートルズの1968年のB面曲「The Inner Light」の歌詞、ヴァース、コーラスを共有。誰かがそのビデオがハッシュタグ「#innerlight2020」を付けて投稿するたびに1ドルずつパンデミック救済のために寄付される(最大10万ドル)。



ハリスンの息子、ダーニが「The Inner Light」をカバーしている動画も公開された。"ドアがなくても、地球上のすべてを知ることができる" 彼はソファに座りながらチベットの鈴を鳴らして歌っている。"窓から外を見なくても、天国に行く方法を知ることができる"

「ジョージが歌ったこれらの歌詞は、隔離されている人、または避難するための要求を促しているいるすべての人々へのポジティブなリマインダーです」ハリスンの未亡人、オリビアは声明の中でそう述べている。「この困難な時期に(隔離したまま)繋がる方法を手に入れるために。私たちにできることとして“内なる光”をシェアすべく、みなさんを迎え入れます」

ダーニは最近、父親のレコードレーベル、ダーク・ホース・レコーズを復活させ、未発表の作品が日の目を見ることができるように計画を立てている。彼は最近、「よく言われるように、これはファミリービジネスなんだ」とローリングストーンに語っている。「おかしな話だよ。もしあなたが配管工で、家業の配管工を継ごうと考えても、文句を言う人はいないだろう。それが普通なんだ。僕らのファミリーにとって、家業は音楽だから、母や父がやっていたことを受け継いでいるだけだよ。誰も僕らに強要なんてしていない。自分たちでやるしかないんだ」

Translated by Rolling Stone Japan

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