ビートルズの名曲がNYのシンボルとコラボ、希望の灯り照らす

エンパイアステートビルとiHeartMediaは、外出規制が続く間、NY市民のために毎週末深夜にショーを続ける。(Photo by Anadolu Agency via Getty Images)

現地時間11日夜、米ニューヨークのエンパイアステートビルとiHeartMediaが同ビルで週末に開催しているライトショーにて、ビートルズの名曲をフィーチャーする。

この光のショーはビートルズ解散50周年に合わせて行われるもの。使用される曲は「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ)」と「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」。これらの曲はNYのクラシック・ロック・ステーション「Q104.3」でOAされ、エンパイアステートビルの専属照明アーティスト、マーク・ブリックマンがライティングで同期させる。



エンパイアステートビルとiHeartMediaは、外出規制が続く間、NY市民のために毎週末深夜にショーを続けるという。エンパイアステートビルの運営会社、Empire State Realty Trustのアンソニー・E・マルキン氏は声明の中で、「一部の人々は休息を必要とし、大声で歌い、一週間のストレスを振り払う機会を必要としています。また、自宅にいる人には外に目を向けて楽しい時間を持ってほしいです」と語った。

iHeartMediaのトム・ポールマン氏は声明の中で、「このような時には、ニューヨーカーが団結して支え合い、励まし合うことが重要です」と語った。「私たちは、ニューヨークの最も象徴的なビルと再び提携し、音楽と光のシンクロナイズド・ショーをニューヨークのクラシック・ロック・ステーション、Q104.3で行うことで、この週末に何か楽しみを与えることに興奮しています」

音楽と光のショーに加えて、エンパイアステートビルでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との戦いの最前線で働く救急隊員に敬意を払うためにファースト・レスポンダー(災害や事故が起きた際に 最初に対応する警察や消防隊員)のカラーを照らすほか、アリシア・キーズの「Empire State of Mind」に合わせた光のショー、そして世界的なパンデミックで失われた人々を偲ぶ5分間の暗闇の瞬間がもうけられる。

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Translated by Rolling Stone Japan

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