ポール・マッカートニー直筆の「ヘイ・ジュード」歌詞、約1億円で落札

ポール・マッカートニー(Photo by Peter Price/Shutterstock)

ビートルズが1968年の名曲「Hey Jude」をレコーディングした際にスタジオで使用したポール・マッカートニーの手書きの歌詞が、金曜日のオークションで91万ドル(約1億円)で落札された。

マッカートニーが1968年7月にロンドンのトライデント・スタジオで行われたレコーディング・セッションで使用し、その後スタジオのエンジニアにプレゼントされたこの歌詞シートの予想落札価格は16万ドルだった。「ヘイ・ジュード」の歌詞の売却は、バンド解散50周年を記念してアメリカの競売会社ジュリアンズ・オークションが開催したザ・ビートルズ関連のオークション「All Beatles」におけるハイライトとなった。

・落札された「ヘイ・ジュード」手書き歌詞の写真

他にも、ビートルズが1964年にサンフランシスコのカウパレスで行ったコンサートのドラムヘッド(20万ドル)、ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる「BAGISM」のスケッチ(9万3750ドル)、レノンとジョージ・ハリソンの手書きのメモを収録した「ハロー・グッドバイ」ビデオの撮影台本(8万3000ドル)、リンゴ・スターのアビーロードの灰皿(3万2000ドル)などが注目されていた。

さらに1960年5月14日、ビートルズが初の公開パフォーマンスを行ったステージ「the Silver Beats」も2万5000ドルで落札。「Fab4が初公演を行ったステージは、ビートルズの歴史だけでなく、音楽の歴史においても最も素晴らしい芸術品の一つである」とジュリアンズ・オークションのMartin Nolanは声明で述べている。

Translated by Rolling Stone Japan

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE