─両方できて悪いことはないですもんね。ただ、学問として学ぶのと、実際にお客さんを増やしていくというのは別物かなとは思います。
全然違いますね、本当に。
─ミュージシャンの道を選んだ動機はどこにあるんでしょう。
好きなもので食っていくということが人生の上で1番素晴らしいことだと思っていて。正直、ぼくが優先させたいのは、自分の中のクリエイティブとしての音楽なんですよ。それが売れたら素晴らしいし、食っていけたら素晴らしい。そういうモチベーションはすごくある。でも、どっちかって言うと、クリエイティブなことをするってことに意味があると思っていて。売れるってことはあくまでもその結果だと思っていて。正直売れなかったり、別の仕事をしたとしても音楽は作り続けると思います、自分の中の欲求を満たすための行動だと思っているので。そういう意味で、単純に夢っちゃ夢ですよね、好きなもので食っていくというのは。それに対して全力でやっていくというマインドではいます。
─作詞作曲だけでなく、演奏とレコーディング、ミックスやマスタリングまでご自身でやられているんですか?
ミックス、マスタリングはエンジニアの友人にやってもらっています。なので、作詞作曲、演奏、レコーディングまでは自分でやってという感じですね。
─(目の前に置いてある)このPCで作っている?
DELLのPCなんですけど、使っているDAWはフリーのものです。音源などの素材だけはちゃんと買っているんですけど、ありもので作ることが多いです。。正直技術がある人が見たら、大したことはやっていないんですよね(笑)。ただ自分が気に入ったことをやっているってだけなんです。