お家で楽しくアイドル活動、ハロプロ新鋭が明かす動画制作の裏側

BEYOOOOONDS(Courtesy of UP-FRONT WORKS)

世界がコロナ禍にあえぐなか、多くのミュージシャンたちが外出自粛中の自宅でも楽しめるコンテンツを人々に届けてくれている。それはここ日本でも同じだ。

すでに商品化されているライブ映像を配信したり、自宅でのアコースティックライブ映像を流したり、インスタライブでファンと交流したり。そんななか、ひときわ異彩を放っているのが昨年メジャーデビューを果たしたばかりのアイドルグループBEYOOOOONDSである。ハロー!プロジェクトに所属し、昨年日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した彼女たちは、歌やダンスはもちろん、メンバーそれぞれが独特な特技を持つことでも知られている。

そんな彼女たちの才能が今、InstagramやYouTubeで大きく花開いている。一人ひとりが自発的にオリジナル動画を作成しているのだが、企画・出演・撮影・編集のすべてをメンバーが行っているのである。なので、それぞれの動画には各メンバーのキャラクターが色濃く現れており、テロップのセンスも抜群。令和デビューのアイドルはここまでやれるのかと驚きを隠せない。

しかも、これまでも十分に濃いキャラクターを発揮してきた彼女たちだが、今回、「#お家でもビヨンズ」や「#お家でもびよんず学校」のタグとともに公開されている動画では、メンバーの新たな一面をさらに知ることもある。例えば、小林萌花は音大でピアノを専攻し、その一芸をもってBEYOOOOONDSに加入した実力者だが、彼女がこれまで“趣味”として挙げていた絵の才能がただの“趣味”レベルではないことが明らかになったのである。

・メンバーの「趣味」が趣味レベルではないことが伺える投稿の数々

今回は、そんな個性豊かなBEYOOOOONDSのなかから高瀬くるみと清野桃々姫の2人にアンケートをお願いし、外出自粛期の日常や動画制作の裏側、そして新曲「ビタミンME」についてたっぷり教えてもらった。

―最近、家ではどんなことをして過ごしていますか。

高瀬:忙しい時期には作れないような、凝った料理やランチプレートを作っています。パン作りにもチャレンジしました! そして、小さい頃に大好きだった母の料理の作り方をたくさん教わっています。あと、InstagramやTwitterにアップする動画や写真の編集をしています。外出自粛になる前まではあまりやったことがなかったので、少しずつできるようになって楽しいです。小さい頃の映像も見ていますね。遊びに行った時のホームビデオや、子供の頃に出演した舞台やミュージカルの作品を見返したりしています。懐かしくて面白いし、昔注意されたことを思い出して初心に帰れます。

清野:趣味のトークボックスをやったり、ラジオを聴いたり、勉強をしています! トークボックスは趣味としてずっとやってきていたのですが、このお休みの期間から本格的に練習を始めました。だんだんと出来るようになって楽しくなってきています! お休みの期間が明けたら披露できるくらいになっていたいです。ラジオを最近聴くようになり、人の声って落ち着くんだなと気がつきました! 話し方の勉強にもなります。

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