ビリー・アイリッシュ、コロナ禍で延期中のワールドツアー用動画公開

ビリー・アイリッシュがショートフィルム『Not My Responsibility』を公開した

ビリー・アイリッシュが、自身のプロデュースによって制作したショートフィルム『Not My Responsibility』を公開した。

この動画は、今年3月から始まった「Where Do We Go? world tour」で公開されていたものだったが、現在ツアー公演は新型コロナウイルスの影響で延期中。動画内では、暗闇の中で一人黒いフーディーを着たビリーが、自身の傷つきやすい部分を囁いていく。そしてボディシェイミングやそれに関連した振る舞いを批判する言葉を明らかにしていき、ゆっくりと服を脱ぎながら水の中へと沈んでいく様子が描かれている。



彼女は「私のことを知っているの?」と、人々から彼女への見方や、それに基づくイメージ通りのビリー・アイリッシュでいることを望んでいることに疑問を並べていく。「もっと小さくなってほしい? 弱くなってほしい? 柔らかく? 背が高くなってほしい? もっと静かにしてほしい? 私の肩があなたを誘惑している?」、「私たちは、相手のサイズに基づいて仮定を作り上げる。私たちが相手の人となりを決めている。私たちが彼らの価値を決定している」「もし私がもっと服を多く着たら、もっと服を脱いだとしたら。私を作るものは誰が決めているの? それってどういうこと? 私の価値はあなたの見方によって決められてしまうの? あなたの私に対する考え方って私の責任じゃないよね?」と、動画の中で語る。

米現地時間の5月26日、ビリーはペギー・リー生誕100周年を記念のオンラインイベントにて、k.d.ラングやブラックピューマズのエリック・バートンとともにパネラーとして参加し、お祝いの言葉を述べている。

Translated by Kohei Ebina

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