泉谷しげる、サディスティック・ミカ・バンド、シャネルズ、熱狂の海外ライブアルバムを辿る

Sadistic Mika Band Singer Mika Fukui performing with Japanese rock group, the Sadistic Mika Band, on one of two nights at the Empire Pool Wembley London, 17th and 18th October 1975. The group is supporting English art rock group Roxy Music.(Photo by Micha


ブルースを唄わないで / 泉谷しげる

ギター1本で勝負してますね。「ブルースを唄わないで」、エレックレコード時代の名曲。1973年の名盤『光と影』に収録されております。このアルバムはプロデューサーが加藤和彦さんで、フォークシンガーとして人気が出てきた泉谷さんにレゲエを歌わせたりしている。そういうアルバムです。泉谷さんの中にはこういうパンキッシュでソウルフルな、体当たりのエモーションというのが溢れているわけですけども、それを引き出したのが加藤和彦さんですね。お聴きいただいたのは1976年に出たロサンゼルスでのライブアルバム『イーストからの熱い風』でした。同じ1976年に加藤さんがリーダーだったサディスティック・ミカ・バンドが、ロンドンでのライブを収めたアルバムが出てます。アルバム『ライブ・イン・ロンドン』、その一曲目「どんたく」。



サディスティック・ミカ・バンドの『ライブ・イン・ロンドン』の一曲目「どんたく」。和風と洋風が一緒になってますね。作詞が松山猛さん、作曲が加藤和彦さん。アルバムは1974年『黒船』。このアルバムはプロデューサーがロキシー・ミュージックのプロデューサーで、ビートルズも関わっていたクリス・トーマス。彼が日本に来てレコーディングしたんですね。1975年にイギリス盤が出た。それに合わせてロキシー・ミュージックのツアーのオープニングに彼らが同行したんです。録音されたのは1975年10月14、15日にマンチェスター、そして17、18日のロンドン公演ですね。当時のミカバンドがどういう雰囲気だったのか、どういうバンドだったのか。インストゥルメンタルを聴くとそれがリアルに伝わるんではないでしょうか。「WA-KAH!CHICO」。

Rolling Stone Japan 編集部

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