氷室京介とRCサクセション、キングオブロックのライブ盤を振り返る

ANGEL2003 / 氷室京介

2004年のアルバム『KYOSUKE HIMURO "21st Century BOØWYs VS HIMURO』から、「ANGEL2003」をお聴きいただいております。1988年7月21日に発売になったデビューシングルですね。タイトルに「ANGEL2003」と銘打たれております。"臆病な俺を見つめなよ"とオリジナルでは歌っていたんですが、この日は"臆病者にはなりたくはない"と歌っているわけです。それが氷室さんの15年後の心境でしょうね。この後、2011年に東日本大震災の後に東京ドームで2日間「KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME“We Are Down But Never Give Up!!”」というチャリティーコンサートが行われて、それが全曲BOØWYだったんですが、一つのコンサートでこれだけBOØWYをやったのは、この「KYOSUKE HIMURO "21st Century BOØWYs VS HIMURO」が初めてでありました。このソロデビューの曲で本編が終わって、アンコールはBOØWYでした。その2曲目をお聴きください。

DREAMIN’ / 氷室京介

この時のアンコールは1曲目が「MARIONETTE」、2曲目が「DREAMIN’」、3曲目が「NO.NEW YORK」。「NO.NEW YORK」の歓声もすごいですよ。でもこの「DREAMIN’」の大合唱を是非お聴きいただけたらと思ってお送りしました。氷室さんのライブアルバムは他にもありますが、歓声は僕はこれが一番好きですね。これぞライブアルバムという、2枚のライブアルバム。RCサクセションと氷室京介さんをお送りしました。なぜ2人がキングオブロックと呼ばれるのか? その答えがここにあります。

Rolling Stone Japan 編集部

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