プリンス『サイン・オブ・ザ・タイムズ』豪華仕様で再発、マイルス・デイヴィスとの共演音源も

プリンス(© The Prince Estate | Photographer: Jeff Katz)

プリンスの最高傑作との呼び声も高い、1987年発表の2枚組アルバム『サイン・オブ・ザ・タイムズ』。未発表曲、未発表ライヴ、未発表ライヴ映像を収録した、スーパー・デラックス・エディションが9月25日に発売。マイルス・デイヴィスとの共演も収録される。

アルバム『サイン・オブ・ザ・タイムズ』は、自身のバンド「ザ・レボリューション」を解体し、自らのレコーディング・スタジオ、ペイズリー・パークを建設するなど、プリンスが新たなキャリアをスタートさせた、1987年発表の2枚組アルバム。

今回リリースとなるスーパー・デラックス・エディションは、8枚のCDに収録される92曲のうち、63曲が未発表トラックで、そのうち45曲が1979年5月から、1987年7月までにレコーディングされたスタジオ曲である。オリジナル・アルバムはバーニー・グランドマンにより、リマスターされている。



未発表来ライヴ音源は1987年6月20日に、サイン・オブ・ザ・タイムズ・ツアーの一環として、オランダ、ユトレヒトで収録されたもの。また未発表ライヴ映像は、1987年12月31日に、サイン・オブ・ザ・タイムズ・ツアーの最後を飾るもので、ペイズリー・パークで収録され、マイルス・デイヴィスとのステージでの唯一の共演も収められている。

●唯一無二の"プリンス"として生き抜いた57年間とは

また、パッケージは12インチBOX仕様、120ページのハードカヴァー・ブックレットには、プリンスの手書きの歌詞、ジェフ・カッツによる貴重な未公開写真を収録。そのほか、デイヴ・シャペル(俳優・コメディアン)、レニー・クラヴィッツ、スーザン・ロジャース(レコーディング・エンジニア)、ダフネ・ブルックス(イェール大学教授)、アンドレア・スウェンソン(ミネアポリスの音楽評論家)、デュエイン・チューダール(プリンス研究者)の英文ライナーノーツを収録している。

アルバムから先行して、「ウィットネス・フォー・ザ・プロセキューション(ヴァージョン1)」も本日、デジタル配信となっている。

なお、CD1からCD3だけを収録した、デラックス・エディションも同時発売となる。

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