スプーン、過去8作品のリイシュー企画「Slay On Cue」が始動

スプーン(Photo by Oliver Halfin)

USオルタナティヴ・シーンで25年にわたって活躍するモダン・ロック・バンド、スプーンのリイシュー企画「Slay On Cue」が始動。入手困難となっていたヴァイナルを含む、過去8作品が3ヵ月連続で再発される。

今回リリースが決定したのは、1996年のデビューアルバム『Telephono』と、同年リリースされたEP『Soft Effects』から7thアルバム『Transference』(2010)までの8作品。今回のリイシュー企画発表に合わせて、オリジナルの8mmフィルムから現像された『Kill The Moonlight』(2002)収録の「Small Stakes」のミュージックビデオが復刻&リマスター版として公開された。



リイシュー第1弾の『Telephono』と『Soft Effects』の2作品はLPが1996年以来廃盤となっていたそうで、今回初めてオリジナル・マスター音源を使ってのリイシュー。第2弾には、スプーンがバンドとしてのキャリアを確固たるものとした重要作品『A Series Of Sneaks』(1998)、『Girls Can Tell』 (2001)、『Kill The Moonlight』 (2002)の3作品が8月14日にリリースされる。

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Spoon『Telephono』

第3弾はPitchforkから「思わず息を呑むほど素晴らしい楽曲」として絶賛されたシングル「I Turn My Camera On」などを収録した『Gimme Fiction』(2005)、インディー部門全米チャートで1位を獲得した『Ga Ga Ga Ga Ga』(2007)、全米チャート初登場第4位となり、米ローリングストーンの年間ベストアルバムにも選出された名盤『Transference』(2010)の3作品。これらのリイシューは9月11日に発売となる。

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また、現在スプーンが所属するレーベル「マタドール」から、日本限定デザインの公式オリジナル・ロゴグッズが発売決定。こちらは受注生産限定となるため、詳細はBEATINKオフィシャルサイトをチェックしてほしい。

Rolling Stone Japan 編集部

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