1970年代のNYマフィアの解体に迫る、Netflix最新作『Fear City』トレーラー公開

Netflix最新作品『Fear City』

1970年代のニューヨークマフィアの解体を描いた三部作『Fear City』のトレーラー映像が公開された。本シリーズは7月22日よりNetflixでストリーミング公開される。

ドキュメンタリーシリーズ『Don’t Fuck With Cats』と同じ制作会社による『Fear City』は、マフィアの5大ファミリーがマンハッタンを牛耳っていたニューヨークの暗黒期に迫り、当時のFBI主導の5大ファミリー解体計画について描かれる。

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監督のサム・ホブキンソンは、「私は1970年代、80年代はイギリスで育ちました。私にとってのニューヨークは空想上の世界のようで、どこか凶暴でエキサイティングな場所でした。皆がニューヨークは危険すぎる、行かないほうがいいと言っていて、だからこそエキゾチックに感じられました。この作品は、ニューヨークの歴史で最もドラマチックな瞬間の概観を語る良い機会でもあるのです。その辺にいる知ったかぶりから、市庁舎で法律を作ってる人まで皆に見て欲しいですね」と、ローリング・ストーンに語った。

ホブキンソンは、1974年のフランシス・フォード・コッポラの作品『The Conversation』に影響を受け、保管されていた音声やフィルムを継ぎ合わせてクライムストーリーを描いている。「ほとんどのマフィア映画は、マフィアの一員の視点から語られてきました。しかし、私たちは、本作の物語のメイン視点をFBIの調査に決めたのです。盗聴や張り込みなど、俗にいうテクノスパイ・スリラー作品になりました。私たちの素晴らしい調査チームは、これまで明らかになっていなかった驚くべき調査の映像や、何百枚もの写真を発掘してくれたんです」と語った。

Translated by Kohei Ebina

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