ディズニー制作の実写版『ムーラン』が、2020年9月4日よりディズニー+で配信されることが決定した。コロナウイルスの影響で劇場での公開中止がアナウンスされていたが、劇場公開をスキップし、そのままストリーミングでの公開になるとしても、ディズニー社は2020年内の公開を予定している。米現地時間8月4日、ディズニーは、『ムーラン』をディズニープラスのストリーミングプラットフォームで9月4日に公開することを発表。ディズニー+の登録者のみ、29.99$の料金を支払うことで視聴ができる。
このニュースは、8月4日にアナリストと共に開催したディズニーの収支報告会で発表。ディズニーのCEOボブ・チャペックが自ら『ムーラン』の新たな公開計画について概要を伝えた。「私たちは、『ムーラン』の公開を適時に行うための代替案を探すことを重要だと考えました。ディズニー+がまだサービスを開始していない国においては、ムーランは同日に劇場で公開される」とチャペックは伝えた。
ディズニーは以前、コロナウイルスの影響で『ムーラン』の公開が何度か延期された後、さらに公開日を正確に決めないまま延期としていた。ワーナーブラザーズより公開予定のクリストファー・ノーラン監督の新作『テネット』の全世界公開はそれより前の8月26日だが、北アメリカではレイバー・デイ(労働者の日)を含む9月最初の週末に公開される。ディズニーはこうした動きをフォローする形となった。
その他のディズニー2作品『ニューミュータンツ』、『ブラックウィドウ』は発表されていたそれぞれの公開日である8月28日と10月6日に全米公開される予定。
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‘Mulan’ Reboot Will Premiere on Disney Plus in September for $30