クイーン+アダム・ランバートが、初のライヴ・アルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』を10月2日に全世界で発売することを発表した。今作は、彼らがこれまで世界中で行ってきた延べ200公演以上の中から、ロジャー、ブライアン、アダムの3人が自ら選りすぐったハイライト集となっている。
具体的には、ブラジルとポルトガルの両国で開催されたフェスティバル<ロック・イン・リオ>をはじめ、イギリスの<ワイト島フェスティバル>、日本の<サマーソニック>、全英および北米ツアーから厳選した幾つかの公演の抜粋、そしてロックダウン(都市封鎖)前に行った最新ライヴのうちの一つであるオーストラリア・シドニーで開催された森林火災復興支援チャリティ・コンサート<ファイア・ファイト・オーストラリア>などの模様から選ばれている。
なお、この<ファイア・ファイト・オーストラリア>でのパフォーマンスは、クイーン史に燦然と輝く1985年の<ライヴ・エイド>出演時と同じセットを再現したものになっており、22分間に及ぶステージ丸ごと全曲が全てのフォーマットに収録されている。
●【動画を見る】『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』トレイラー映像収録トラック20曲に含まれているのは、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」や「ブレイク・フリー(自由への旅立ち)」をはじめとするクイーン・ファンに長年愛されてきた曲に加え、フレディ・マーキュリーが作詞・作曲した 「ラヴ・キルズ」や「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」の"クイーン+アダム・ランバートver."などのレア音源も収録されている。
本ライヴ・アルバムは、CD、CD+DVD、CD+Blu-ray、そしてアナログ盤の各フォーマットでリリースされ、そのうちDVDとBlu-rayには、ロジャー・テイラーが同じくドラマーの息子ルーファス・テイラーと共演した「ドラム・バトル」や、ブライアン・メイによる10分間の「ザ・ギター・ソロ(地平線の彼方へ)」といったパフォーマンス映像が追加収録されている。