「あの時のえりぽんが再来した気がする」
ーすごいなぁ。モーニング娘。’20のPR担当ですね。
生田:数年前、私は魔法が使えるっていうキャラを打ち出してたんですけど、当時はすごくギラギラしてたみたいなんです。いろんなものに食いついて「魔法が使えます!」って。でも最近は落ち着いていたらしく、昔から私を応援してくださるファンの方から「インスタ始めてから、あの時のえりぽんが再来した気がする」って言われて。「そのギラギラ感がやっぱり好きだよ」と言っていただけて、すごくうれしかったんです。握手会でもインスタがきっかけで新しくファンになったって言ってくださる方も増えましたし、インスタがきっかけでここまで反応してもらえてるのって、確実に他のメンバーより大きいと思うんです。その期待に応えなきゃいけないと思いますし、だからめちゃくちゃ頑張れるんです。
ーモー娘。のサブリーダーとしての自覚ですね! タイアップとかフェスに出たりとか、外にドーン!と出ていくお仕事も重要ですけど、草の根的にソーシャルメディアで広げていくっていうのは今の時代に合ってると思いますよ。
生田:インスタを始めてあらためて感じるのは、ネットニュースもSNSも、私は本当にインターネットが好きなんだなってことです。メンバーの譜久村聖ちゃんからは「えりぽんのファンの方は、えりぽんを広めようと必死に頑張ってる」って言ってくれるんですけど、私がインスタを始める前からファンの方がSNSでえりぽんを広めようとしてくれたのが、すごくうれしくて。私自身もInstagramを使って、アイドルに興味がない方にも広がるように、試行錯誤していろいろチャレンジしていきたいですし、ネットニュースにしやすい記事も書いていこうと思います。
ー常に客観的な自分がいるんですね。
生田:それがイヤになるときもありますけど(笑)。
ーでも大事なことですそれも。俯瞰して見るっていうのは。
生田:自分の中で理想のアイドル像とかを考えるのが好きですし、誰かをプロデュースしたりとかするのも好きで、それが苦労にはならず楽しみになる人だと自分は思ってるんです。インスタも「モーニング娘。を知らない人に新しくファンになってもらうには、どうしたらいいかな」って考えてる時間がすごく楽しいです。
ー「#えりぽんかわいい」のタグの背景にはいろんな想いがあるんですね。
生田:「#えりぽんかわいい」ってタグをTwitterとかで使い始めたばかりの頃は「別に普通」「可愛くない」って言われることが多くて、それがすごく悔しかったんです。そういう声を目にして、絶対に見返してやるというか、もっと頑張ろうという気持ちになって、それが私の中の自分磨きにつながってると思います。