浅井健一の尽きない創作意欲、コロナ禍での日々からブランキーの話まで語る

―表題曲の「TOO BLUE」は中尾(憲太郎/Ba)さんと小林(瞳/Dr )さんと3人で即興で作って、未完成のままライブで演奏していたそうですね。

そう。宇宙語で歌いながら、ライヴでやってたんだけど、ツアーの後半にさ、曲の頭に入っているコーラスを俺が発見して、これが曲の頭から来たらキャッチーだろうなと思って、できあがっていったね。

―歌詞をちゃんと付けたのは3月以降だったんですか?

そうだね。レコーディングしたのが3月の末だったから。

―じゃあ、現在の新型コロナウイルスの状況に対する浅井さんの考えとか気持ちとかが反映されているわけですね?

そうだね。それが入っとるね。

―浅井さんが今、一番伝えたいことだから今回、シングルの表題曲になったんじゃないかと思ったのですが。

いや、伝えたいことは、この曲にはそんなになくて、素朴なことが歌詞になっていると俺は思っているよ。そんな深いことは歌っていないつもりなんだけどね。ただ、《シンプルなドライブに行かないか》っていう。こういう時にこそ。ドライブならいいでしょ? 「ドライブ行くな」っていう奴はおらんね、たぶん(笑)。いや、ドライブも怒られるか?

―県を越えると。

「来るな」って? 

―でもまぁ、車で出かける分には。

一歩も降りずに?

―だったら大丈夫じゃないでしょうか。

コンビニぐらいは寄りたいんだけど(笑)。 

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