Nothing's Carved In Stoneが語る、この時期だから大切にしたい「根本的なこと」

Nothing’s Carved In Stoneが描く未来像とは?

―最後に、アルバムタイトル『Futures』に関連して、お二人はどんなFuture=未来を描いていますか? 音楽業界でもバンドでも。

生形:こういう状況になって、俺らはどうしようかと話したら、やっぱり何をどう話しても前向きなんです、うちのバンドは。それがナッシングスのいいところだとずっと思っているんです。誰も悲観的な意見を言わないんですよ。俺が好きだったロックミュージシャンとか、好きな人たちってみんなそうで、俺はそういう音楽に助けられてきた。で、俺らは今何をするべきかっていったら、そういうことをするべきだと思います。俺らは前を見て今やれることをやるだけです。カッコ悪いこと言ってられないですよ、だって俺らより大変な人はたくさんいるから。飲食や医療の人は、俺らより絶対大変だし、そこで俺らが弱音吐いてたら、絶対人なんかついてこないってすごく思います。だからライブハウスもどんどん押さえて、ライブをやれるならやって、やれないんなら次っていうスタンスでやっています。

―それがFutureに繋がっていくと?

生形:そうですね。

―たっきゅんは?

村松:どんな未来が待っているかっていうのは想像するとすごく楽しいものだし、しかも今ってバーチャルとリアルの時代の転換期だと思うんですよ。だから一歩時代が進んで、いろんなことが、環境が変わっていくんじゃないかなって気が俺はしていて。だからそうなっていくと、多分自分たちがバンドをやっていて想像している以上に、生で音楽をやることの価値が高まると思っています。それに気がついている人たちだけが、きっと仲間になりえる。それを絶やしたくないと思うし、時代に流されず自分たちが信じているものをやり続ける。それが多分俺たちの未来だなと。

―誰が『Futures』 というタイトルをつけたんですか?

村松:何個か出して、みんなで決めたんです。

―過去のトラックなのに、未来ってすごく不思議だなと。

村松:意識がみんな一緒でした。過去の曲をただやっているだけじゃないって思って録ったんです。焼き直しでポコポコと録ったんじゃなかったというのもまず、伝えたかった。ちゃんとオリジナルアルバムを出すくらいのテンションで録っている。今のナッシングスのグルーブ、バンドのいい状態、新しく録り直したその音像です。一個一個本当に手を抜かずに気を使って作ったものだったから、過去の焼き直しってしたくなかった。だから、いろんな人に届いて欲しいです。


<INFORMATION>

Nothingʼs Carved In Stone Studio Live “Futures”
日時:9/19(土) 開場 19:30 / 開演 20:00

チケット:2,500円(税込)
販売期間:8/26(水)18:00〜9/21(月)21:00
アーカイブ期間:9/21(月)23:59まで

▼販売URL
PIA LIVE STREAM:https://w.pia.jp/t/ncis-futures/
uP!!!:https://up.auone.jp/articles/id/81015

Please click here if you are purchasing from overseas.
http://w.pia.jp/a/ncis-PLSeng/

※“uP!!!"で視聴券ご購入の方に限り、auスマートパスプレミアム会員の方は上記価格より1000円引きでお求めいただけます。
※au以外をご利用の方でもご入会いただけます。(月額499円(税抜) / 初回30日間無料)

▼お問い合わせ
PIA LIVE STREAM:[TEL] 017-718-3572 / [MAIL] event@linkst.jp
※平日10:00-18:00、9/19(土)公演当日は朝10:00〜終演後1時間程度まで
uP!!!:https://up.auone.jp/contact

https://www.ncis.jp/news/456418/



『Futures』
Nothing’s Carved In Stone
Silver Sun Records/SPACE SHOWER MUSIC
発売中

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