日本のアングラから世界へ アジアンアーティストが世界で活躍する方法とは?

DANTZ(左)とRay Kirk(右):Photo by Hitomi Umemiya / Christopher Tadeo (CUT IT MEDIA)

音楽は世界共通の言語である。人種も宗教も肌の色も関係なく、世界中の誰しもが心から一つになれる。しかし、音楽に付随するビジネスやそれを生み出すアーティストの活動のし易さは、世界共通ではない。そしてここ日本は、欧米各国に比べて音楽活動やビジネスがしにくいと言われている。

そんな日本を飛び出し、グローバルで活動を続ける二人のアーティストが立ち上げた新たなレーベル「lemon soda music」の作品が、米ユニバーサル・ミュージックからリリースされる。

「lemon soda music」の発起人は、世界最大級のダンス・ミュージック・フェス「ULTRA EUROPE」など、世界各国のフェスで活躍するDJ/プロデューサーのDANTZと、ラッパー/シンガー/プロデューサーのRay Kirk。両者とも、日本のアンダーグラウンドシーンで音楽活動を始め、グローバルに羽ばたいたという共通項を持っている。

日本と海外、アンダーグラウンドとオーバーグラウンド、それぞれの場所やシーンで音楽を取り巻く人や環境、ビジネス構造はどのように違うのか。国境・ジャンルの枠を超え、アメリカのメジャーシーンで新たな挑戦を行う二人との対話から、グローバルシーンの可能性を探る。

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