ツタロックでグランプリ獲得 2020年注目の大阪出身幼馴染バンドPULPSとは?

ー最初はコピーバンドからスタートしたと仰っていましたが、オリジナルをやって本格的なバンド活動をし始めたのはいつ頃からなんでしょうか?

田井:ずっとプロとしてやっていきたいなと漠然とは思ってたんですけど、就活とか大学を卒業するタイミングで将来のこと考えている時に、やっぱりプロにならなあかんって焦り始めて。

大石:実は僕は大学を卒業して社会人として働き始めたんですよ。大学卒業が近くなった時に、社会人と並行してバンド活動ができるとは思ってなくて、迷惑かけたくないしバンド抜けるわって皆に伝えたんですよ。結局メンバーも引き止めてくれて、仕事を続けながらでもやろうやって言ってくれたんです。でも、僕は一年目の配属が名古屋になって。メンバーはもちろん大阪にいるので、毎週末大阪に帰ってバンド活動してたんですけど、学生の時よりももっとバンドって楽しいなって思ったんですよね。それで、もう名古屋おったらあかんと思って、会社を辞めて大阪戻って音楽でやってこうって思いましたね。

地本:僕ら2人はその時にはもう大学辞めててバンドしかやってなかったんで。もうバンドやるしかないって感じでしたね。

あんちゃん:今後どうなるかはもうメンバーに身を任せるって感じでしたね。

田井:僕としてはずっと4人でやってきて、地本もあんちゃんも社会不適合者やし就職もできへんし、どうしたらいいかなって思ってたんですよ(笑)。この2人の将来も考えたら、やっぱり本腰入れてやらなって思って。僕も大学出たら社会人になってバンド辞めるっていう選択肢もあったんですけど、大石が辞めるって話した時にこの4人じゃないと意味ないなって思って。サポートメンバーとか入れるくらいなら、もうバンドなんかやらんでいいわって思ったんで、じゃあこのメンバーで続けようかって決めました。

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