ブルース・スプリングスティーン、最新アルバムの制作ドキュメンタリー公開決定

ブルース・スプリングスティーン(Photo by Danny Clinch)

ブルース・スプリングスティーンとEストリート・バンドによる最新アルバム『Letter to You』の製作過程を収めたドキュメンタリーが、同アルバムの発売日である2020年10月23日よりApple+で公開される。

本ドキュメンタリーは、ブルースとEストリート・バンドが、ニュージャージー・コルツネックにあるスタジオで今回の新作を録音するために過ごした、2019年末の5日間を記録した内容となっている。監督はトム・ジムニーが務める。

雰囲気のあるモノクロ映像で撮影された本作では、ブルースたちが新アルバムの曲を覚え、アレンジし、レコーディングする様子を見せてくれる。また、開催の目処が立たないツアーへの乾杯など、メンバーたちの数十年にわたる友情も捉えている。スタジオには至る所にカメラが設置されていたようだが、ローリングストーン誌の最新のインタビューでドラマーのマックス・ワインバーグは「本当に気づいてなかったんだろう。それだけ集中してたんだ」と語るほどであった。また、ギタリストのスティーブ・ヴァン・ザントは「3時間おきに演奏してた。いつもは4日間でアルバムを仕上げるんだけど、5日間スタジオを予約していて5日目にはやることがなくなるんだ。だから、5日目にはみんなでそれを聴くんだよ」と語っている。



監督のジムニーは、2000年のスプリングスティーンキャンプでHBOのコンサートフィルム『ライブ・イン・ニューヨーク・シティ』を監督して以来、共に様々な作品を作ってきた。最近のものでは、『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』の映画版や、『Western Stars』の監督をブルースと共に務めた。

From:Bruce Springsteen Announces ‘Letter to You’ Documentary Release Date

Translated by Kohei Ebina

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