「私は恋人とオモチャを使う派」リリー・アレン、自慰格差を埋めるべくセックストイを制作

リリー・アレン(Courtesy of Womanizer)

オリジナル・バイブレーター「Liberty」の発売を記念して、新婚ほやほやのリリー・アレンがマスタベーションに対する社会のタブーを語る。

リリー・アレンはマスタベーションについて語りたがっている(Zoomでのマスかき事件のことではない)。彼女はドイツのセックストイ・メーカーWomanizer社と提携して、オリジナル・バイブレーター「Liberty」を発売した。目的? 男女間のマスタベーション格差を埋めることだ。

「とくに快楽の話になると、私たち女性には社会的重圧がのしかかってくるのよ」と、アレンはローリングストーン誌に語った。「すごく頭にくるけど、それを跳ねのけるには当たり前にするのが一番。私がやろうとしているのも正にそこなの」

Womanizer.comで絶賛発売中のLiberty by Lily Allenは、持ち運びやすい手のひらサイズ。振動レベルは6段階、さらに「快楽エアクノロジー」で直に当てなくてもオーガズムを得ることができる。この場合、マッサージのパターンの波動と微妙な空気吸引によって、性感帯に刺激を与え、気持ちを高めてくれるのだ。カラーは「リベリアス・ピンク」で完全防水仕様。見た目もシックで旅行に持っていくときも恥ずかしくない。1回の充電で最大2時間駆動する。

●【画像を見る】リリー・アレンが提携したバイブレーター「Liberty」

アレンが最初にセックストイにはまったのは6年以上前、『シーザス』ツアーの最中だった。あちこちのブランドを試してみたが、Womanizerが群を抜いていた、とアレンは言う――あまりの愛用ぶりに、人気を博した自伝でも謝辞を述べたほどだ。小型でスタイリッシュで軽量なLibertyは、女性たちが日常生活に刷り込まれたマスタベーションにまつわる思い込みを打破するのにぴったりのオモチャだ、とアレンは言う。

「マスタベーションは“セックス”のカテゴリーに分類されがち」とアレン。「なんとなく自動的に、『なるほどね、男性が使いモノにならないからそっちを使わなきゃいけないのね』ってことにされちゃうの」アレンにとって、それはまるで真実とは程遠い。「みんながみんな、必ずしも恋愛中なわけじゃないし。性的快楽は必ずしも、誰かと一緒に感じなくちゃいけないわけでもないわ」

Translated by Akiko Kato

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