WANDSが語る、現在と過去を繋ぐ第5期初のアルバム

ー今年1月、ラジオ『FM802』に皆さんがご出演された時は「お客さんに受けいれてもらえるか恐怖を感じてる」と話してましたけど。

上原:「大丈夫かな? 受け入れてもらえるかな?」から始まり「あ、意外と大丈夫かも」「いや、違うかな」みたいな繰り返しでふわふわ来てますね(笑)。

ーふわふわしてる(笑)。『真っ赤なLip』、『抱き寄せ 高まる 君の体温と共に』と2枚のシングルをリリースされました。そこでの手応えはどうでしたか?

柴崎:手応えってある?

上原:う〜ん、難しいな。色んな意見がありましたけど、どうなんだろう? どうだったんですかね?

ーえ! そんな感じですか。

スタッフ:リリースをしたという意味での手応えは、アーティストは直接感じづらいなとは思います。

上原:そうですね。

スタッフ:お客さんと対面する機会がほとんどなくて、メンバーは直接手応えを感じづらいかもしれないですね。その上、コロナの影響でキャンペーンもそれほどできなかったので。

柴崎:WANDSらしい曲が出来たと思っているんですけど、それのリアクション待ちみたいな感じです。

ーWANDSファンはめちゃめちゃ反応してて。かなり興奮している様子でしたよ。

上原:ああ……ありがたいですね(笑)。

木村:自分はSNSを積極的に使ってないので、話がまったく入ってこないですね。逆に、どうなっているんでしょうか?

ーこちらは盛り上がってます(笑)

柴崎:YouTubeにWANDSのオフィシャル動画が上がってて。そこのコメントを読むことはありますけど、見た人全員が書き込んでいるわけじゃないから、本当のところはどうなんだろうなって。

ーお客さんと対面できないことで楽曲のリアクションが掴みづらいのは、今回が初めてだったんでしょうか。

柴崎:そんなこともないですね。実は、WANDSって90年代はずっとコロナみたいな感じで。

木村:アハハハハ。そうだよね。

柴崎:ここ数年はSNSの普及により、アーティストとお客さんの距離が近かったものの、コロナによって断裂した感じはします。……だけどWANDSの歴史で見ると、割といつもこんな感じだったなって(笑)。

木村:そうだね。昔はリリースする曲の発売日すら分からなくて、スタジオに入ってることもあったから。

柴崎:そうそう(笑)。

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