東京・渋谷発の多国籍音楽集団ALIが描く、血の通った音楽と哲学

──「LOST IN PARADISE」のMVは、全員の演奏しているシーンがはっきり映っていたり、色もカラフルで、いままでとは一味違います。



Leo : 僕らが好きなMV監督の山田健人くんと素晴らしいチームで作ったんです。ダッチ(※山田の通称)くんって、静かに燃えている炎みたいな人じゃないですか。青い炎というか、笑顔で怒っているみたいな。ダッチくんの作品はどれも、死の匂いをすごく大切にしているように感じる。だから今作にぴったりというか、それしかないっていう作品になっていると思います。

──今までのMVはモノクロが多かったですけど、これからは映像も変化していきそうですか。

Leo : いや、モノクロは常に使っていきます。次のシングルの構想も考えているんですけど、それは道中楽しみながら作っていきたいなと。モノクロって、肌の色とか性別とか関係なく、1つの世界にしてくれるので好きなんです。

──アニメの『呪術廻戦』もすごい盛り上がっています。YouTubeのコメントでは、アニメのシーズンが変わってもエンディングテーマは変えないでくれみたいな声もあって、すでにすごく愛されている曲になっていますね。

Leo : ね。めちゃくちゃ命をかけて作ったので嬉しいです。お客さんがずっと聴いても興奮できるよう、ミックスもマスタリングも全部にこだわったので。ずっと聴いているっていうコメントは、本当に嬉しいですよね。

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