LOW IQ 01の青春時代「音楽で食べていくことを意識した1988年」

LOW IQ 01

LOW IQ 01のインタビュー連載企画「イッチャンの青春時代」。1987年を振り返った前回に続き、第6回は「1988年編」。イッチャンが過ごした1988年とは? 当時の世相とともに語り尽くします。

ー今回は1988年になります。当時のイチさんはどんなことをしていたか覚えていますか?

以前、俺的には1980年代の中で1986年が好きって言ってたじゃん。1988年もかなり好きなんだよね。高校3年生の年齢になるからさ。やっぱ高校1、2年とは違って、ちょっと大人じゃないか? と思い始めるのよ。18歳くらいで一番遊びほうけ始めるんだけど、悲しいことに同級生は受験の佳境に入っていく。そうなると結局落ちこぼれだけが集まるし、それがバンドでもあるんだけど。俺中学生からこの年までは、だいたいコピーバンドぐらいだったけど、1988年で、やっとオリジナル曲をやるんですよ。今の原点みたいなオリジナル曲での初ライブを1988年にやってるんです。俺は高校行ってないけど、その時に組んだバンドメンバー2人が今はなき都立多摩川高校の生徒で。多摩川高校の文化祭が初ライブだったのよ。俺はそこの生徒じゃなかったけど、そこの生徒の名前を借りて参加して(笑)。やっぱ当時はみんなBOØWYとかTHE BLUE HEARTS、女の子ならレベッカのコピーが全盛の時代でさ。そこで俺たちは1曲だけイギー・ポップの「1970 (I Feel Alright)」って曲をアレンジしてカバーしたんだけど、それ以外は全部オリジナルでやったかな。それが今の原点でもあるというか。

関連記事:LOW IQ 01の青春時代「時代が変わりだした1987年」

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