ヒットを量産するTikTok、当事者たちが明かすサクセスストーリーの裏側

TikTok Hits
ショートムービーを起点にバズったヒットソング

Text by Ryutaro Amano



Photo by Chris Parsons

「The Box」
Roddy Ricch

米コンプトンの新進ラッパー。「The Box」はデビュー作『Please Excuse Me For Being Antisocial』収録曲で、イントロの「イ・ウ」というアドリブ(合いの手)が鏡を拭く音に似ているとお笑いネタ的に流行。ダンスチャレンジに発展し、11週連続全米1位を独占する大ヒットに。ダベイビーとの「ROCKSTAR」もヒット中で絶好調。





「Say So」
Doja Cat

LA出身のシンガー/ラッパー。『Hot Pink』収録のディスコ・ポップ「Say So」はヘイリー・シャープがダンスに使い大流行(インドネシアのYouTuberレイニッチの日本語カバーも話題に)。また、映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚』提供曲「Boss Bitch」は「I’m a bitch, I’m a boss」のラインがTikTokでネタ化し流行った。





Photo by Rich Fury/Getty Images for Visible

「Savage」
Megan Thee Stallion

米ヒューストンのラッパー。2020年3月リリースのEP『Suga』から「Savage」が、キアラ・ウィルソンの始めたダンスチャレンジによってTikTok経由でバイラルヒット。その後、同郷の先輩ビヨンセとのリミックスを発表して初の全米1位を獲得。8月にはカーディ・Bとのセクシュアルな「WAP」がヒットして2度目の全米1位を獲った。





「Supalonely feat. Gus Dapperton」
BENEE

2000年生まれ、ニュージーランド出身のシンガーソングライター。同じZ世代アーティストのガス・ダパートンをフィーチャーした「Supalonely」は2020年3月にダンスチャレンジの定番曲になり、6.9億回以上再生された。スーパーモデルのエミリー・ラタコウスキーも参加するなどバイラルで広まり、世界的ヒットソングに。


Translated by Shoko Natori

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