バッド・バニー、最新MV「Booker T」にプロレスラーのブッカー・Tが出演

ブッカー・T(画像中央)とバッド・バニー(右)

プエルトリコ出身のラッパー・バッド・バニーの最新アルバム『El Último Tour del Mundo』収録トラック「Booker T」に、元レスラーで現在WWEのコメンテーターを務めるブッカー・Tが出演した。

ブッカー・Tの入場曲『Can you dig it sucka?』をサンプルに作られた本曲の映像は、バッド・バニーと前ワールド・チャンピオンのブッカー・Tが行先不明のトラックの荷台に乗った状態で展開していく。

関連記事:トム・ヨーク、ラッパーのMFドゥームを追悼「意識の流れを言語化する天才だった」

ブッカー・Tは以前、自身のポッドキャスト「ホール・オブ・フェイム」でバッド・バニーとのコラボレーションについて「バッド・バニーは子どもの頃からオレがプロレスラーとして躍進するのを見てきた。レスラーとして、つまりスポーツマンとしてやってきたことを称賛してくれているヤツだ」、「海を超えたどこかで、彼はブッカー・Tと、オレのやってることを見続けてた。そのおかげでオレはパフォーマンスの観点じゃないところでも自分がやってきたことが間違ってなかったと気づける。いつになったら誰かがブッカー・Tの曲で入場してくるのかと思っていた。オレはヒールだったから。でもこのコラボは進歩の証だと思う」と、発言していた。

バッド・バニーは、2020年の3作目のLPとなる『El Último Tour del Mundo』を11月にリリース。悲惨だった2020年という年を仕上げるために、パンデミックが落ち着いたらまたツアーを行う計画を立てているとして、「世界一で、史上最高。自分でそう感じてるし、そうありたい。パンデミックとロックダウンの直前には次のツアーに向けての詳細はほとんど決まっていたし、とてつもないものになるはずだった。でも今、こういう状況になってみると、そうは思えなくなった。最終的にステージに立つ時、これまでの計画とは全くちがった新しいエネルギーを生み出せる。オレたちが今まで計画してきたもの全てにさらに加えて、今考えてることを全部付け加えるんだ。きっとこの上なく特別なものになると思うよ」と、ローリング・ストーン誌に語ってくれた。

From:Bad Bunny Enlists Wrestler Booker T for New ‘Booker T’ Video

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE