浜田省吾、2000年代以降の作品とライブ音源を水谷公生と振り返る

君が人生の時… / 浜田省吾

田家:2020年最後の曲、何にしようかなと思いながら、彼の作品や映像を見直していたんですけど、やっぱりこれだなと思ったんです。

水谷:賛成ですね。

田家:本来でしたら今年はファンクラブツアーの80年代後半編が行われる予定だったわけです。ファンの方も会場でこういう言葉を生で聴けていたはずだったんですけど、それが叶わなかった分、何か今年の締めくくりの役に立てたらなと思って、このMCを流させていただきました。これは一昨年のMCなので今年の状況を踏まえた話ではないんですけどね。

水谷:でも、普遍的に大事なことですよね。

田家:僕らが影響されたミュージシャンが年々亡くなっているということも変わらないわけですしね。水谷さんは来年の目標はありますか?

水谷:やっぱり自分でできることを、地に足をつけて無理をしないで、生きてきた証をまだまだこれから発表したい。コロナ禍が過ぎて皆が元気になった時にはそうしたいです。1970年代にロサンゼルスで録音した未発表のディスコ・チューンもあるのでね。

田家:落ち着いたらまたベルリンにお戻りになるんですか?

水谷:どうでしょう。久しぶりに日本にいるとね、この年になると大変なこともいっぱいあるしドイツ語難しいですしね(笑)。仕事や遊びに行ったりはすると思いますけどね。

田家:なるほど。良いお年を。水谷公生さんをゲストにお送りしました。

Rolling Stone Japan 編集部

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