LOW IQ 01の青春時代 「スラップ奏法に目覚めた1989年」

ーモノマネ似てますね(笑)。ドラマは印象に残ってるものありますか?

『教師びんびん物語2』。これは2作目で、観月ありさとか小室プロデュースのDOSに参加してた西野妙子が生徒役で出てるんだよね。今思うと、1989年って雑誌「CUTiE」とかも世に出てきたイメージがあるんだよね。観月ありさとか13歳くらいの時に「CUTiE」のモデルをやってたりしてたのよ。それはすごい覚えてるな。あとは……ドラマだと『翔んでる!平賀源内』も覚えてる。確か西田敏行主演。そして、これも名作なんですよ。『愛しあってるかい』も好きだったな。この作品で、キョンキョンが何かアイドルから一つ頭抜けた感じがあって、当時のキョンキョンすげえ好きだった。

ー小泉今日子さんが主演で、陣内孝則さんも出ていましたよね。

あと何故か分からないけど、BARBEE BOYSのKONTAも出てた。俺はその前の『君の瞳をタイホする!』の三上博史派だったけどね(笑)。このドラマはとても面白かったし、すごく好きでよく見てた。この時に、生徒役で和久井映見も出てくるのよ。翌年の1990年1月1日に和久井映見が歌手デビューするのよね。懐かしいなあ。

ーでは最後にまとめると、イチさんにとって1989年ってどんな年ですか?

1989年になって、アイゴンとも毎日遊ぶようになって一緒にセッションもたくさんしてて。ライブの予定がなくてもスタジオにたくさん入ったりしだした年で。それまではギターを弾いていたけど、アイゴンもいるし、俺はギターじゃないなと思ったの。元々1984年にベースを初めて買ったって話したじゃない。この1989年に、レッチリの影響とかもあってまたベーシストになろうと思い始めたのよ。今でも思い出すけど、この時からチョッパーベースをコピーするようになった。レッチリの「ストーン・コールド・ブッシュ」を鬼のようにコピーしてた時期で、第二期のベースを弾き始めた時期かな。ベース・スラップ元年。平成元年にミュージシャンとしてのスラップ元年を迎えましたね。

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Rolling Stone Japan 編集部

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