ウィーザーが、2021年1月29日に最新アルバム『OK Human』を発表する。最新アルバムは、ビーチ・ボーイズの1966年の作品『ペット・サウンズ』の影響を受けコロナ禍に製作された一作。そして、本作よりファーストトラック「All My Favorite Songs」を公開した。
コリン・リードによるディレクションで製作されたMVは、バンドメンバーたちが現実と空想の曖昧な空間で演奏するものとなっている。MVでは、バンドの演奏が始まる直前に、リヴァース・クオモがスマートフォンのスクロールに夢中になっているところから始まる。場面が切り替わり、つまらなそうな顔で少年がパソコンのスクリーンを眺めていると、少年のパソコンのスクリーンがある少女のスクリーンと繋がり、少年が自分のスクリーンから少女を引っ張り出して、バーチャルでの繋がりがリアルなものに変わる。そして二人はウィーザーが「All My Favorite Songs」のレコーディングを行なっているスタジオにたどり着く。
【動画を観る】現実と空想の曖昧な空間で演奏するバンドメンバーたちクオモはオーケストラをバックにピアノを弾きながら歌う。しかしその後、少年がクオモに話しかけようとすると、クオモは再びスマートフォンに夢中になっている。せっかく復活した人とのつながりはまた失われてしまったようだ。