哀川翔が還暦前に語るターニングポイント ドラマ『とんぼ』からVシネマ、プロレスまで


―今年還暦を迎えられるわけですもんね。とてもそうは見えないですけれども。イメージ的には全然変わってない気がしますよ。

いや、そりゃさすがに変わってるよ(笑)。変わってるんだけどさ、でもやっぱり、どんどん落ちていく体力と共にやれることがあるわけだから。だからそこでやっていくのが一番良いんじゃないかな。無理しても良くないし。プロレスはギリギリ行けたんだなって。そう思いますね。

―ちなみに、哀川さんといえば早寝早起きでも知られてますけども、今は何時ごろ起きているんですか?

5時ぐらいにはもう起きちゃうかなあ。今は外にも出れないし、特にやることないんだよね。よくないね、この家にいる習慣っていうのは。夜が明けたら家にいられないほどバタバタしてたのが、外に出ちゃいけないっていうのを繰り返していると、家にいられるんだよね。それが嫌だよね。出不精になっちゃう、完全に。だから本当に自分で何かを入れていかないと。



―『新 デコトラのシュウ鷲』は2020年の夏ごろクランクアップしたようですが、フェイスガードを付けたり、撮影は大変だったんじゃないですか。


だいぶ気を遣いながらやってましたよ。極力夜は撮影しなかったり、普段だったらみんなでバーッと飯食いに行こうか、とかやるんだけど、そういうのもなくて。感染したら大変だっていうのが一番にありましたから。今考えるとまだ感染者数も少なかったけど、あのときは今よりピリピリしてたよね。

―そんな中での映画公開となるだけに、ファンの方はなおさら嬉しいでしょうね。

まあ、せっかく作ったんだから。お客さんは自粛して来れない方もいっぱいいると思うんだけど、作品を作り上げて公開できるというのは嬉しいですよ。例えお客さんが少なくても、作品を作って世の中に出すっていうのが大事ですから。

Rolling Stone Japan 編集部

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