コロナ禍で世界進出した日本人アーティストから探る、アフターコロナの音楽シーン

ーStay Home期間中に、楽器やDTMソフトの売れ行きが世界的に伸びているそうなんですよ。つまり、胸に抱えているものを音楽で表現しようと思う人が増えているんですよね。だから、アフターコロナの世界では音楽シーンはもっと面白くなるのではないか思います。そうした“来たるべき日”に向けて、おふたりがやりたいことはなんでしょうか?

DANTZ:それぞれ僕らしかできないことをしていきたいですね。Kirkはハーフで僕は日本人。そういうふたりだからできること、日本の音楽シーンにも新しい波が起こせるといいなと思っています。僕たちの曲や活動がきっかけで、海外の音楽に出会い、日本でもっと音楽が好きな人やライブに行く人が増えたらすごく嬉しい。アメリカと日本で橋渡ししつつ、世界に広げていければいいなと思います。

ーおふたりのように、日本から世界に羽ばたいた方に続いていきたいと思う人はこれから増えていくと思います。そうした方々に何か伝えたいことはありますか?

DANTZ:僕たちもまだ階段を昇っている最中ですが、やっぱり自分にしかできないことをやることが大事だと伝えたいです。欧米では、DJのスタイルでも、楽曲でも、パフォーマンスでも、全てにおいて自分にしかできないことを求められます。自分にしかない武器を磨くことが一番大事だと思います。

Kirk:まず、人に対して思いやりを持つこと。仲間や家族とのUnity(団結)と、ネットワークを広げたUnify(統一)。あとはBe your selfでいることが、大事ですね。

DANTZ:2月10日にDigital EP『Let You Go』がリリースされました。先行シングル「Let You Go」「Give Me Love (Good Good)」のほか、それぞれカラーの違う曲が詰まっています。ぜひ聴いてください。





<リリース情報>



Digital EP『Let You Go』
ft. Ray Kirk, Cat Clark, BELLE


発売日:2021年2月10日(水)
https://dantz.lnk.to/letyougo

Rolling Stone Japan 編集部

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