三浦大知・TempalayのW表紙、RSJ最新号でTVアニメ「ゾンビランドサガ リベンジ」特集も

三浦大知(Photo by Tetsuo Kashiwada for Rolling Stone Japan vol.14)

3月25日発売の音楽カルチャー誌「Rolling Stone Japan vol.14」は同誌初のWカバー仕様。三浦大知とTempalayが表紙を飾ることになった。特別付録はTVアニメ「ゾンビランドサガ リベンジ」の描き下ろしスペシャルポスター。

●三浦大知

FRONT COVERは通算28枚目のシングル「Backwards」を4月21日にリリースする三浦大知。表題曲では、これまでアルバム『球体』やシングル「Blizzard」「Unlock」など数々の名トラックを生み出してきたNao’ymtと約3年ぶりのタッグが実現。カップリングには、氏が提供したもう1つの楽曲と、最も勝手知ったるクリエイターの1人、UTAを起用した2曲が収録されている。今回のインタビューでは、全幅の信頼を寄せる2人のプロデューサーとのリレーションシップについて三浦がじっくりと語ってくれた。さらに、全曲Nao’ymtプロデュースで制作され、多方面から“歴史に残る傑作”と称された『球体』の本人評、また三浦のこれまでの歩みと近年の音楽的特徴・ライブを考察したコラムもお届けする。





●Tempalay

BACK COVERを飾るのは、2020年12月にシングル「EDEN」でメジャーデビューを果たした3人組バンドTempalay。2014年に結成された彼らによる4枚目のフルアルバム『ゴーストアルバム』では、ポップとアヴァンギャルドの間を行き来しながらサイケデリアやオリエンタリズムを大々的に導入。作品ごとに大きな進化を遂げている彼らに兼ねてから注目していた本誌では今回、1万字のバンドインタビューと、小原綾斗(Vo, Gt)、John Natsuki(Dr)、AAAMYYY(Cho,Syn)へのソロインタビューを敢行した。バンドと交流の深い、伊藤元気による撮り下ろし写真にも注目。





●オリジナルTVアニメ「ゾンビランドサガ リベンジ」

前作のTVアニメ「ゾンビランドサガ」を作り上げたキャスト、スタッフが再集結。本作を制作するのはアニメーションスタジオMAPPA(TVアニメ「呪術廻戦」、TVアニメ「進撃の巨人」The Final Seasonほか)。今年で設立10周年を迎える同スタジオの集大成的な一本になるとのこと。前作以上の盛り上がりが期待できるが、本誌では2018年に続き、2回目の特集を掲載。境宗久監督のインタビューに加え、2月27日に開催された「ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュLIVE OF THE DEAD “R”~」の完全レポートをお届け。さらに特別付録として、TVアニメ「ゾンビランドサガ リベンジ」綴じ込みスペシャルポスターも!


※ポスターの一部をトリミングしたものです



●川谷絵音

2012年4月にリリースされたindigo la Endのデビュー作『さようなら、素晴らしい世界』でミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせた川谷。それから10年の歩みを経て、 現在ではindigo la End、ゲスの極み乙女。、ジェニーハイ、 ichikoroという4つのバンドを掛け持ち、さらにはDADARA のプロデュース、ソロプロジェクト「美的計画」の展開、楽曲提供/プロデュースを行うなど、その多岐に渡る活動は多くの人に知られている。そこで今回はこれまで川谷が手がけた楽曲を 一年ごとに一曲ずつ選んでもらい、その楽曲を紐解くことによって、この10年を振り返ってもらった。

●特集「未来を担う女性たち」

米ローリングストーン誌の特集「WOMEN  SHAPING THE FUTURE」に登場する音楽アーティストにフォーカス。トップを飾るのは、2018年の『Golden Hour』でグラミー4冠を達成し、現在はニューアルバムを制作中のケイシー・マスグレイヴス。ライアン・マッギンレーによる美しい写真も交えながら、カントリーミュージックを刷新した彼女の世界観に迫る。その他、ハイムやジャミーラ・ウッズなどトップアーティスト達が、ジョニ・ミッチェルやニーナ・シモンなど自分たちにインスピレーションを与えてくれた女性たちについて語るコーナー「ICONS & INFLUENCES」も。

●「POP RULES THE WORLD」

音楽批評家の田中宗一郎とザ・サイン・マガジンによる好評連載企画。Z世代の超新星=オリヴィア・ロドリゴを除けば、北米メインストリームはすっかり停滞気味。しかし各地ローカルやアンダーグラウンドに目を凝らせば、さまざまな地殻変動が進行中。かつての2010年代初頭を彷彿させる、異なる出自やサウンドが互いに刺激し合うクロスオーバー現象の萌芽がいたるところに散見できるのだ。そんな、輝かしき未来の兆しを中心にレポートする。

●「新しい時代のサウナと音楽、カルチャーのクロスオーバー」

2020年は空前のサウナ・ブームだった。サウナ施設もどんどん増えて、ソロサウナ、プライベート・サウナ、キャンプやフェスでのサウナ、大自然の中の最高のロケーションにあるサウナ、さらには、サウナをデスティネーションにした旅や食事、仕事前にととのえる朝ウナといった、サウナの楽しみ方とスタイルもどんどん多様化している今サウナの世界で何が起きているのか、カルチャー、音楽といった切り口で紹介。

●BABYMETAL

全10公演におよぶ日本武道館公演「10 BABYMETAL BUDOKAN」。1月・2月に開催された3公演のレポートをここではお届けする。10年の歩みを総括したかのようなスペシャルなステージの全貌が明らかに。

●デュア・リパ

第63回グラミー賞で『Future Nostalgia』が最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバムを受賞。トレンドに背を向け、「女性の開拓者」となったデュア・リパ。人々が無意識のうちに欲していたモダンなディスコクラシックを、彼女はいかにして生み出したのか。米ローリングストーン誌のカバーストーリーを完全翻訳。

●Utena Kobayashi

スティールパン奏者として蓮沼執太フィル、D.A.N.、KID FRESINOなどに携わり、3人組エレクトロ・ユニット「Black Boboi」の一員としても活躍する小林うてな。Utena Kobayashi名義のニューアルバム『6 roads』では壮大かつ神秘的なストーリーを展開。ソロ活動での制作テーマは「希望のある受難・笑いながら泣く」。その背景には濃密なヒューマンドラマがあった。

Coffee and Cigarettes:
江口洋介
斉藤和義

ART:
cherry chill will.

CLOSE-UP:
小御門優一郎
etc.

「Rolling Stone Japan vol.14」
発行:CCCミュージックラボ株式会社
発売:株式会社ネコ・パブリッシング
発売日:2021年3月25日
価格:1100円(税込)
※全国の書店、ネット書店、CDショップなどで販売

Rolling Stone Japan
https://rollingstonejapan.com/

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