―3曲目「NAISYO」はどのように作られましたか?AKUN:先日、千葉にある一軒家のスタジオで作曲合宿をしまして。ずっとスタジオにこもるよりかは、時間を決めて「こういう曲を作りましょう! じゃあ解散!」と言ってみんな各々の部屋に戻って、またみんなで集まって音源を確認しながら作りました。都会の喧騒から離れた場所で、無理をせずに集中して作れたのがすごく良かったですね。
―今作の中で一番「NAISYO」好きでした。こういうブラックミュージックのノリに、歌と楽器の隙間感を与えることで大人な雰囲気を増長してますよね。AKUN:今回は3曲とも世界観がバラバラだけど、「ONLY ONE」のリフと「NAISYO」の最初のイントロとかはちょっと似ているというか、それが俺のマイブームなのかもしれない。ギターなんだけど、ギターっぽい音をしてないのがマイブームで。その辺が実は統一されているというか。ただ「NAISYO」は一番雰囲気がありますよね。軽快な感じと、爽やかな感じと、大人な感じをちゃんと表現できているなと思います。
KAZUMA:各々のマイブームを詰め込んで完成させたよね。今作の位置付けとしては、一番自由にやったのが「NAISYO」なのかもしれない。
PETE:先ほど言ってくださった隙間感はこだわった部分ではあります。昨日まではもっと音を入れていたんですよ。だけど世界観が違うなという話になって、そこから削いで削いでシンプルにしていきました。
AKUN:ちなみに音源は昨日聴かれました?
―そうですけど…… え? 昨日ミックスしてたんですか? そんな出来立て?AKUN:そうなんですよ。ちなみに今日マスタリングなので、このインタビュー後に音源が完成します(笑)!
KENNY:出来上がりを楽しみにしててください!
<リリース情報>
SPiCYSOLメジャー1stデジタルEP『ONE-EP』2021年4月7日(水)配信リリース=収録曲=ONLY ONEFrom the Cタイトル未定計3曲収録